Rimatil 布西拉明(bucillamine,1),消炎镇痛药。别名Rimatil, 扑湿胺。化学名 N-(2-巯基-2-甲基丙酰)-L-半胱氨酸为日本参天制药株式会社开发研制的抗类风湿新药,属免疫调节剂,与左旋咪唑、D-青霉胺等比较,具有疗效好、副作用小并可长期给药的优点。
名称 通用名称:布西拉明 英文名称:Bucillamine
药理 本品对大鼠佐剂关节炎和动物风湿性反应及关节病变,具有显著的抑制作用,其抑制效果与D-青霉胺相同。体外试验发现,本品可使类风湿因子转阴,在Ca++存在下,可抑制γ-球蛋白。本品与D-青霉胺一样,对巨噬细胞可提高吞噬能力,可提高免疫T细胞的分化和机能,但并不影响B细胞的机能。 药动学 人体口服本品1小时达最高血药浓度,经1小时后从血液中消除,主要代谢产物(S-甲基衍生物)或以原形在24小时内由尿中排出约40%。小鼠经口给予本品后,几乎100%被吸收,分布到除脑以外的所有组织,过一段时间组织中的药物浓度开始下降,但在动脉、气管、皮肤、剑突、膝关节等的结缔组织和软骨组织的消除比较缓慢。与血浆蛋白的结合率为39%~80%。
适应症 慢性类风湿性关节炎(RA)。本品应使用于消炎镇痛药等未获满意疗效的情况。
用法用量 口服,通常成人每次1片(100mg)、一日3次(300mg),于饭后服。一日最大剂量为300mg。
贮藏 避免高温、高湿贮藏。
禁用 (1)禁用于血液病患者、肾脏病患者、小儿生长期有结缔组织代谢障碍的患者。 (2)慎用于有血液病史、肾脏病史或肝脏病史的患者。 (3)老年患者、手术后患者、骨髓功能低下的患者、全身状态恶化的患者,原则上避免使用本品。 (4)孕妇及小儿用药因尚未确定其安全性,应慎重斟酌。 (5)动物试验,大量给药见胎仔死亡增加及新生发育延迟。 (6)授乳妇女不应使用本品,必须用药时应停止授乳。
给药说明 开始使用本品时应向患者说明其主要副作用及用法、用量等注意点,特别在发现咽痛、发热、紫斑等症状时应迅速就医。 因本品显效迟缓,在本品显效之前应继续并用以前使用的消炎镇痛药等。但本品继续用药6个月仍无效果时应停止给药。 使用本品前应作血液及肝、肾功能检查。服药过程中应仔细观察临床症状,定期进行血、尿及肝肾功能等检查。
不良反应 本品是一种含硫氢基的化合物。在对121例患有风湿性关节炎的病人的多中心、双盲的临床研究中,有23例发生不良反应,包括17例非特异性的粘膜和皮肤反应、6例胃肠失调、3例蛋白尿和1例肝功能障碍。 (1)偶见贫血、粒细胞减少、转氨酶上升等,应停药。 (2)可引起毛细血管脆弱、血栓性静脉炎等。偶见蛋白尿、肾病综合征、肾功能异常,应停药并进行适当处理。 (3)皮疹、瘙痒感,偶见发热、口腔炎等过敏症状,偶见嗜酸粒细胞增加,应停药。 (4)偶见食欲不振、恶心、呕吐、腹泻、便秘等,应减量或停药。 (5)偶见味觉异常、头痛、嗜睡,应减量或停药。 (6)其它:偶见脱毛、指端麻木感、倦怠感、眼痛等。 试用于506个病例,有152例(30.0%)发生不良反应,主要为皮肤、粘膜、消化系统等不良反应。
相互作用 与含金药物合用,可增强不良反应,效果减弱。
【原产地英文商品名】RIMATIL 100mg/tab 100tabs/box |RIMATIL 50mg/tab 100tabs/box 【原产地英文药品名】BUCILLAMINE 【中文参考商品译名】 注:以下产品不同的规格和不同的价格,购买时请以电话咨询为准! ·扑湿胺 100毫克/片 100片/盒 ·扑湿胺 50毫克/片 100片/盒 【中文参考药品译名】布西拉明 【生产厂家中文参考译名】参天製薬株式会社 【生产厂家英文名】Santen Pharmaceutical Co.,Ltd.
Manufacturer's name : Santen Pharmaceutical Co.,Ltd.
Brand name : Rimatil tablets 100mg Active ingredient: Bucillamine Dosage form: tablet (φ9.4mm) color: white Printings on wrapping: face: Rimatil tablets 100mg, リマチル錠100mg back side: リマチル錠100mg, S201 Effects of this medicine This medicine eases inflammation of rheumatoid arthritis by helping abnormal immunity return to normal. It may take 1 to 3 months to start for the medicine to take effect. It is usually used to treat rheumatoid arthritis.
Before using this medicine, tell your doctor/pharmacist If you ever experienced any allergic reaction (itch, rash etc.) to any medicine. If you are a patient with blood disease/history of blood disease, kidney disease/history of kidney disease, or liver disease. If you just underwent surgery. If your general condition is deteriorated. If you are pregnant or breastfeeding. If you are using any other prescription or nonprescription (OTC) medicine. (It is important to reduce the risk of drug interactions.) Dosage regimen (proper use of this medicine) Your dosage regimen is:(order of your doctor) General dosage regimen for adults: Take 1 tablet (100mg of the active ingredient), at a time, 3 times a day, after meals. Your doctor may adjust the dose for your age and condition. After certain effects are seen, daily dose may be changed to 1 to 3 tablets (100 to 300mg). However, the maximum dose is 3 tablets (300mg) a day. Strictly follow the instructions of your doctor/pharmacist. Missed dose: Skip the missed dose and continue your regular dosing schedule. DO NOT take a double dose to make up for the missed dose. Overdose: If you took too much of this medicine (more than ordered), check with your doctor/pharmacist. Others: Do not stop taking this medicine or change your dose without the instructions of your doctor.
Side effects of this medicine Common side effects are reported as below. If any of them occurs, check with your doctor/pharmacist: rash, itch, proteinuria (dark urine), canker sores/abnormal feeling inside mouth. In rare cases, symptoms described below may be the sign of side effects indicated in brackets [ ]. If they occur, stop taking your medicine and check with your doctor immediately. erythema, respiratory distress, dizziness[shock, anaphylactoid symptoms] fever, sore throat, bleeding tendency[agranulocytosis, thrombocytopenia, other blood disease] fever, cough, respiratory distress[interstitial pneumonitis, pulmonary fibrosis, other lung disease] decreased urination output, swelling[acute renal failure, nephrotic syndrome] loss of appetite, fatigue, yellowing of the skin or eyes[liver function disorder, jaundice] Other side effects not listed here may occur. Check with your doctor/pharmacist if you have any worrisome symptom.
Storage and other information Keep out the reach of children. Store away from heat, humidity and direct sunlight. Discard the remainder. Do not store them. Ask your pharmacist how to discard.
リマチル錠50mg/リマチル錠100mg
一般名
ブシラミン(Bucillamine)
化学名
(2R)-2-(2-Methyl-2-sulfanylpropanoylamino)-3-sulfanylpropanoic acid
分子式
C7H13NO3S2
分子量
223.31
性状
本品は白色の結晶又は結晶性の粉末である。 本品はメタノール又はエタノール(95)に溶けやすく、水に溶けにくい。
融点
136~140℃
商標名
Rimatil tablets
効能又は効果
効能又は効果/用法及び用量
用法及び用量
本剤は消炎鎮痛剤などで十分な効果が得られない場合に使用すること。通常成人、1回ブシラミンとして100mgを1日3回(300mg)食後に経口投与する。なお、患者の年齢、症状、忍容性、本剤に対する反応等に応じ、また、効果の得られた後には1日量100~300mgの範囲で投与する。1日最大用量は300mgとする。
使用上の注意
慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)
1.
血液障害の既往のある患者[骨髄機能低下による重篤な血液障害を起こすおそれがある]
2.
腎障害の既往のある患者[ネフローゼ症候群等の重篤な腎障害を起こすおそれがある]
3.
肝障害のある患者[肝機能検査値の上昇等を起こすおそれがある]
重要な基本的注意
1.
本剤の投与に際しては、関節リウマチの治療法に十分精通し、患者の病態並びに副作用の出現に注意しながら使用すること。
2.
本剤の投与開始に先立ち、主な副作用、用法・用量等の留意点を患者に説明し、特に咽頭痛、発熱、紫斑、呼吸困難、乾性咳嗽等の症状がみられた場合には速やかに主治医に連絡するよう指示すること。
3.
本剤は遅効性であるので、本剤の効果が得られるまでは、従来より投与している消炎鎮痛剤等は継続して併用することが望ましい。ただし、本剤を6カ月間継続投与しても効果があらわれない場合には投与を中止すること。
4.
本剤投与前には必ず血液、腎機能、肝機能等の検査を実施すること。投与中は臨床症状を十分に観察するとともに、毎月1回血液及び尿検査等の臨床検査を行うこと。 なお、臨床検査のうち白血球数、血小板数及び尿蛋白の検査値が下記のいずれかの値を示したときは、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
白血球数:3,000/mm3未満 血小板数:100,000/mm3未満 尿蛋白:持続的又は増加傾向を示す場合
副作用
副作用等発現状況の概要
承認時迄の調査及び使用成績調査の総症例6,970例中、副作用が認められたのは1,666例(23.9%)であった。主な副作用は皮疹・そう痒感852件(12.2%)、蛋白尿288件(4.1%)、口内炎・口内異常感118件(1.7%)、肝機能異常113件(1.6%)、腎機能異常71件(1.0%)等であった。(再審査終了時)
重大な副作用
1. 再生不良性貧血(頻度不明)、赤芽球癆(頻度不明)、汎血球減少(頻度不明)、無顆粒球症 1)(頻度不明)、血小板減少(0.04%)
再生不良性貧血、赤芽球癆、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少があらわれることがあるので、投与中は毎月1回血液検査を実施し(「重要な基本的注意」の項参照)、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。なお、投与前は必ず血液検査を実施し、血液障害のある患者や骨髄機能の低下している患者には投与しないこと(「禁忌」の項参照)。
2. 過敏性血管炎(頻度不明)
過敏性血管炎があらわれることがあるので、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
3. 間質性肺炎(0.03%)、好酸球性肺炎(頻度不明)、肺線維症 2)(0.03%)、胸膜炎(頻度不明)
間質性肺炎、好酸球性肺炎、肺線維症、胸膜炎(胸水貯留)があらわれることがあるので、呼吸困難、咳嗽等の呼吸器症状並びに発熱等がみられた場合には投与を中止し、速やかに胸部X線等の検査を実施し、適切な処置を行うこと。
4. 急性腎不全(頻度不明)、ネフローゼ症候群(膜性腎症等) 3)(0.1%)
急性腎不全、ネフローゼ症候群(膜性腎症等)があらわれることがあるので、投与中は毎月1回尿検査等を実施し(「重要な基本的注意」の項参照)、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
5. 肝機能障害(1.6%)、黄疸(頻度不明)
AST(GOT)、ALT(GPT)、ALP、ビリルビンの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、投与中は定期的に肝機能検査を実施し、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
6. 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)(頻度不明)、天疱瘡様症状 4)(頻度不明)、紅皮症型薬疹(0.01%)
皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)、天疱瘡様症状、紅皮症型薬疹があらわれることがあるので、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
7. 重症筋無力症 5)、筋力低下、多発性筋炎 6)(いずれも頻度不明)
重症筋無力症、筋力低下、多発性筋炎があらわれることがあるので、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
8. *ショック、アナフィラキシー様症状(いずれも頻度不明)
ショック、アナフィラキシー様症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、紅斑、発疹、嘔吐、呼吸困難、血圧低下等の症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
その他の副作用
1. 血液
0.1~5%未満
貧血
2. 血液
0.1%未満
血小板減少
3. 腎臓
0.1~5%未満
蛋白尿、血尿、腎機能異常
4. 過敏症
5%以上
皮疹、そう痒感
5. 過敏症
0.1~5%未満
蕁麻疹、発熱、口内炎、舌炎、好酸球増加
6. *過敏症
0.1%未満
光線過敏症
7. 消化器
0.1~5%未満
食欲不振、悪心・嘔吐、下痢、胃痛、口渇
8. 消化器
0.1%未満
便秘
9. 肝臓
頻度不明
黄疸
10. 肝臓
0.1~5%未満
AST(GOT)・ALT(GPT)・ALP上昇等の肝機能障害7)
11. 精神神経系
0.1~5%未満
頭痛、めまい
12. 精神神経系
0.1%未満
眠気
13. その他
頻度不明
乳房肥大、女性化乳房
14. その他
0.1~5%未満
脱毛、味覚異常8)、手指末端のしびれ感、けん怠感、浮腫
15. その他
0.1%未満
黄色爪症候群9)、眼痛
副作用が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
1.
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]
2.
授乳中の婦人には投与しないこと。やむを得ず投与する場合は授乳を中止させること。[授乳婦に投与した場合の乳児に対する安全性は確立していない]
小児等への投与
小児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。
臨床検査結果に及ぼす影響
ニトロプルシド反応の原理により尿中ケトン体反応が偽陽性を呈することがある。
適用上の注意
薬剤交付時
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。)
その他の注意
in vitroにおいて金注射剤の添加により蛋白結合率が増加したとの報告があるので、金注射剤との併用により副作用の増強あるいは効果の減弱のおそれがある。
薬物動態
1. 血中濃度 10)
健康成人男子5例にブシラミン200mgを食後に単回経口投与したときの血中濃度パラメータは以下の通りであった。
Cmax(ng/mL):313.6±163.4 Tmax(hr):1.0 T1/2(hr):1.03 AUC(hr・μg/mL):0.75
2. 関節液中への移行 11)
関節リウマチ患者12例にブシラミン100mgを経口投与したとき、2時間後の血清中濃度は代謝物SA679(モノメチル体)、SA981(ジスルフィド体)、未変化体の順に高く、ジメチル体SA672は微量であった。一方、関節液中濃度はSA981、SA679、未変化体の順に高く、このうちSA981の濃度は血清中よりも高かった。
3. 尿中排泄 10)
健康成人男子5例にブシラミン200mgを食後に単回経口投与したとき、投与24時間後までの未変化体及び代謝物の尿中累積排泄率は42%であった。
臨床成績
国内49施設239例の関節リウマチ(RA)の患者について実施したinactive placeboを対照とした2重盲検試験の概要は以下の通りである。12)
最終全般改善度(完了例)
リマチル
著明改善:10 中等度改善:28 軽度改善:33 不変:20 軽度悪化:2 中等度悪化:1 著明悪化:0 計:94 改善率(%):40.4 判定不能:1
プラセボ
著明改善:4 中等度改善:17 軽度改善:25 不変:42 軽度悪化:9 中等度悪化:1 著明悪化:0 計:98 改善率(%):21.4 判定不能:0
薬効薬理
1. 疾患モデルに対する作用
(ラット、マウス) RAの疾患モデルであるラットのアジュバント関節炎13)、タイプIIコラーゲン関節炎14)、MRL/lマウス15)の関節病変の治療効果を認めた。また、I~IV型アレルギー反応モデルに対しても抑制効果を示した16)、17)。
2. 免疫系に対する作用
(ヒト、ヒト〈in vitro〉) RA患者において低下したサプレッサーT細胞比率の上昇作用18)、リウマトイド因子の改善作用、免疫グロブリン(IgG、IgA、IgM)の低下作用を有している12)。 また、in vitroの試験でもT細胞のヒト血管内皮細胞への付着抑制作用19)、T細胞増殖抑制作用20)、B細胞のIgM産生抑制作用21)等が認められている。
3. 炎症等に対する作用
(マウス、モルモット、ラット〈in vitro〉) ステロイド剤及び非ステロイド性消炎鎮痛剤とは異なり、実験的急性及び亜急性炎症モデルに対してはほとんど影響を与えない。しかし、in vitroにおいてコラゲナーゼ活性及びアルカリフォスファターゼ活性に対する阻害作用13)、マクロファージ遊走阻止作用16)等を有している。
リマチル錠50mg:(PTP)100錠、500錠
リマチル錠100mg:(PTP)100錠、500錠、1000錠、(バラ)500錠
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