英名:Plevita S 剤形:注射液 規格:5mL1管
組成: プレビタS注射液は1アンプル(管)5mL中次の成分を含む黄色~だいだい黄色澄明の水性注射液である。 チアミン塩化物塩酸塩 10mg リボフラビンリン酸エステルナトリウム 6.355mg (リボフラビンとして 5mg) アスコルビン酸 200mg 添加物としてプロピレングリコール50mg,タウリン20mg,クエン酸水和物,pH調節剤を含有する。
性状:プレビタS注射液はアンプル入りの黄色~だいだい黄色澄明の水性注射液である。 pH:4.5~5.5 浸透圧比:2.1~2.3 効能・効果:授乳婦のビタミン類の補給、消耗性疾患のビタミン類の補給、妊産婦のビタミン類の補給。
適用上の注意: 1. アンプルカット時 本剤にはアンプルカット時にガラス微小片混入の少ないクリーンカットアンプル(CCアンプル)を使用してあるが,さらに安全に使用するため,従来どおりエタノール綿等で清拭することが望ましい。 2. 静脈内注射時 静脈内投与により血管痛を起こすことがあるので,注射速度はできるだけ遅くすること。
薬効薬理: チアミン(ビタミンB1)は,生体内でコカルボキシラーゼとなってα-ケト酸の脱炭酸反応,酸化的脱炭酸反応,ケトール形成並びに転移反応を触媒する酵素の補酵素として作用する1)。 リボフラビン(ビタミンB2)は,生体内でFMN(リン酸リボフラビン)又はFAD(フラビンアデニンジヌクレオチド)となって生理活性を示す。FMNやFADは補酵素として種々の酸化酵素や脱水素酵素などフラビン酵素(フラボプロテイン)を形成する2)。 アスコルビン酸(ビタミンC)は酸化還元をうけやすく,水素伝達系の一環として生体の酸化還元並びに細胞呼吸に重要な役割を果しているといわれている。ビタミンCの生理作用のうちで最も著明なものは,結合組織ことにコラーゲンの生成と維持に必要な点であり,その欠乏症は壊血病として知られている。さらにビタミンCには副腎防禦作用やメラニン生成抑制作用,ヘム蛋白保護作用がある3)。
臨床検査結果に及ぼす影響: 1. 各種の尿糖検査で,尿糖の検出を妨害することがある(アスコルビン酸含有のため)。 2. 各種の尿検査(潜血,ビリルビン,亜硝酸塩)・便潜血反応検査で,偽陰性を呈することがある(アスコルビン酸含有のため)。 3. 尿を黄変させ,臨床検査値に影響を与えることがある(リボフラビンリン酸エステルナトリウム含有のため)。
用法及び用量:通常成人1日5~10mLを,糖液,電解質補液,生理食塩液あるいは総合アミノ酸注射液等に混じ,静脈内又は点滴静脈内注射する。 なお,年齢,症状により適宜増減する。
禁忌:(次の患者には投与しないこと) 本剤及びチアミン塩化物塩酸塩に対し過敏症の既往歴のある患者
副作用等: 1. ショック症状、血圧降下、胸内苦悶、呼吸困難 2. 過敏症、発疹、そう痒感、悪心、嘔吐 3. 血管痛
貯法:冷所・遮光保存
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【原产地英文商品名】:Plevita S Injection 5ml/vial 50vials/box 【原产地英文药品名】:Plevita S Injection 【中文参考商品译名】:Plevita S注射液 5毫升/瓶 50瓶/盒 【中文参考药品译名】:Plevita S注射液 【生产厂家中文参考译名】:扶桑药品工业株式会社 【生产厂家英文名】:Fusou Yakuhin |