【中文品名】氯苯扎利二钠 【药效类别】抗关节炎药>氯丁扎利类 【通用药名】LOBENZARIT DISODIUM 【别 名】Carfenil, CCA 【化学名称】 Benzoic acid, 2-[(2-carboxyphenyl)amino]-4-chloro-, disodium salt 【CA登记号】[64808-48-6] 【结 构 式】
【分 子 式】C14H18ClNNa2O4 【分 子 量】335.65 【收录药典】 【开发单位】中外制药株式会社 (日本) 【首次上市】1986年,日本 【性 状】白色粉末无臭,稍有咸味。稍易溶于水,难溶于甲醇。mp约388℃(dec)。 【用 途】 消炎镇痛药。为免疫调节剂,它可促进T细胞的调节作用,通过纠正免疫异常而发挥抗风湿作用,可用于治疗类风湿性关节炎。
【原产地英文商品名】CARFENIL(カルフェニール) 40mg/tab 500tabs/box 【原产地英文药品名】Lobenzarit Disodium 【原产地英文化合物名称】Benzoic acid, 2-[(2-carboxyphenyl)amino]-4-chloro-, disodium salt 【中文参考商品译名】 注:以下产品不同规格和不同价格,购买时请以电话咨询为准! ·CARFENIL(カルフェニール) 40毫克/片 500片/盒 ·CARFENIL(カルフェニール) 80毫克/片 500片/盒 【中文参考药品译名】氯苯扎利二钠 【生产厂家中文参考译名】中外製薬株式会社 【生产厂家英文名】CHUGAI PHARMACEUTICAL CO., LTD Product trade name: Carfenil
Pharmaceutical active ingredients containing related brand and generic drugs, medications or other health care products: Lobenzarit Sodium Carfenil available forms, composition, doses:N/A Carfenil destination | category:Human Indications and usages, anatomical therapeutic chemical and diseases classification codes:ATC ICD-10 Pharmaceutical companies, researchers, developers, manufacturers, distributors and suppliers:Chugai Pharmaceutical ---------------------------------------------------------------
カルフェニール錠40mg/カルフェニール錠80mg
商標名
CARFENIL
効能又は効果
効能又は効果/用法及び用量
効能又は効果に関連する使用上の注意
**活動性を有し、比較的発症早期の関節リウマチに対して使用すること。
用法及び用量
通常他の消炎鎮痛剤等とともに、ロベンザリット二ナトリウムとして成人1日量240mgを3回に分割経口投与する。 なお、症状により適宜増減する。
用法及び用量に関連する使用上の注意
遅効性であるため従来より投与している消炎鎮痛剤等を適宜併用すること。
使用上の注意
慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)
1.
腎障害又はその既往歴のある患者[血中半減期の延長、血中濃度・時間曲線下面積の増大等により、副作用が増強される。]
2.
肝障害のある患者[本剤の一部は肝臓で代謝されるため、これらの患者では高い血中濃度で推移する可能性がある。]
3.
消化性潰瘍又はその既往歴のある患者[本剤投与により消化器系副作用がみられ、さらに本剤は非ステロイド系消炎鎮痛剤と併用されることから、注意を要する。]
重要な基本的注意
本剤投与中は腎機能、肝機能等の検査を定期的に実施することが望ましい。
相互作用
併用注意
(併用に注意すること)
本剤は血漿蛋白結合率が高いので、他剤との併用により、本剤または併用薬剤の作用が増強されるおそれがある。
副作用
副作用等発現状況の概要
総症例数7,472例中、926例(12.4%)1,388件に副作用が認められた。主な副作用は、腹痛256件(3.34%)、食欲不振166件(2.22%)、嘔気121件(1.62%)、発疹109件(1.46%)、口内乾燥97件(1.30%)、そう痒84件(1.12%)であった。(再審査終了時)
重大な副作用
急性腎不全(0.1%未満)、間質性腎炎(頻度不明)、腎性尿崩症(0.1%未満)等の重篤な腎障害:これらの副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
その他の副作用
以下のような副作用が認められた場合には、減量・休薬など適切な処置を行うこと。
1.腎臓注2)
0.1~5%未満
BUN上昇、血中クレアチニン上昇、蛋白尿、血尿等
2.腎臓注2)
0.1%未満
多尿、頻尿等
3.皮膚
0.1~5%未満
そう痒感、発疹等
4.皮膚
0.1%未満
紅斑性発疹、湿疹、蕁麻疹、脱毛等
5.消化器
0.1~5%未満
胃炎、嘔気、悪心、嘔吐、下痢、口内炎、口渇、腹痛、心窩部痛、胃重感、胸やけ、食欲不振、胃不快感、胃痛、便秘等
6.消化器
0.1%未満
胃もたれ感、舌炎、腹部膨満感等
7.肝臓
0.1%未満
AST(GOT)の上昇、ALT(GPT)の上昇、Al‐Pの上昇等
8.血液
0.1%未満
貧血
9.その他
0.1~5%未満
味覚倒錯等
10.その他
0.1%未満
発熱、けん怠感、気分不良、浮腫、頭痛、めまい等
その他の副作用の注意
注2)副作用があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
高齢者への投与
本剤は主として腎臓から排泄されるが、高齢者では腎機能が低下していることが多いため、高い血中濃度で推移する可能性があり、かつ副作用発現も高い傾向にあるので、少量から開始するなど、定期的な腎機能検査を行いながら慎重に投与すること。
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
1.
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと。[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。なお、動物実験(ラット)で胎児への移行が認められている。]
2.
授乳中の婦人に投与する場合は、授乳を避けさせること。[動物実験(ラット)で乳汁中への移行が認められている。]
適用上の注意
薬剤交付時
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。[PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。]
薬物動態
健康成人男子14名に80mg錠を1錠経口投与した場合消化管より速やかに吸収され、血中濃度は1.9時間後にピークに達し、最高血中濃度は20.5μg/mLであった。また、血中濃度の半減期は9.4時間であり、投与後24時間までに未変化体として30.8%、エステルグルクロナイドとして26.5%が尿中に排泄された1)。ヒト血漿蛋白(in vitro)に対する結合率は99%以上であった2)。
臨床成績
1.
全国87施設において実施された第3相試験642例の試験結果は次のとおりであった。
2.
インドメタシン75mg/日を基礎療法におき、本剤240mg/日投与の効果をinert placebo投与群と比較した二重盲検試験の結果、有用性が認められた3)。
臨床成績の表
|
二重盲検試験 |
一般臨床試験 |
計 |
全症例数 |
124 |
518 |
642 |
症例内訳:判定症例数 |
108 |
488 |
596 |
症例内訳:判定不能症例数 |
16 |
30 |
46 |
臨床効果:有効以上 |
有効症例数/判定症例数 36/108(33.3%) |
有効症例数/判定症例数 144/488(29.5%) |
有効症例数/判定症例数 180/596(30.2%) |
臨床効果:やや有効以上 |
有効症例数/判定症例数 67/108(62.0%) |
有効症例数/判定症例数 262/488(53.7%) |
有効症例数/判定症例数 329/596(55.2%) |
薬効薬理
1. **関節リウマチ類似の各種炎症モデルに対する作用
(1)
アジュバント関節炎ラットにみられる諸症状(二次炎症)の発症を抑制する4)。
(2)
NZB/WF1マウスにおける自然発症腎炎(蛋白尿の排泄、腎組織病変等)を防止し、著しい延命効果がみられる5)。また胸腺細胞障害性自然自己抗体の産生や抗DNA抗体、抗核抗体の出現を抑制する6)。
(3)
MRL/lマウスにみられる多発性関節炎・腎炎(糸球体を中心とする組織の病変、免疫複合体の沈着、関節・滑膜・軟骨組織の病変)の発症を防止する7)。
2. 抗体産生系に対する作用
遺伝的免疫不全のNZB/WF1マウス6)やコルヒチン処置マウス8)にみられるサプレッサーT細胞の活性低下を回復させる。
3. 消炎鎮痛作用等
カラゲニン足蹠浮腫及び肉芽腫等の急性炎症(ラット)に対し全く抑制作用を示さず、また、酢酸writhing法及び熱板法(マウス)による鎮痛作用もない9)。さらにはPGE2生合成阻害作用(ラット、in vitro)もなく、PCA反応(ラット、モルモット)及び補体活性化反応(in vitro)等のアレルギー性反応に対してもほとんど影響がなかった9,10)。
一般名
Lobenzarit Disodium(JAN)
化学名
Disodium 4‐chloro‐2,2'‐iminodibenzoate
構造式
分子式
C14H8ClNNa2O4
分子量
335.65
性 状
白色~微黄白色の結晶性の粉末で、においはなく、わずかに塩味がある。水にやや溶けやすく、メタノールに溶けにくく、エタノール(99.5)、アセトン、ジエチルエーテル又はテトラヒドロフランにほとんど溶けない。
融 点
320℃以上
40mg錠:500錠(PTP)
40mg錠:1000錠(PTP)
80mg錠:100錠(PTP)
80mg錠:500錠(PTP) |