莫扎伐普坦片Physuline(Mozavaptan Hydrochloride tablets)
2013-08-23 17:44:22 作者: 新特药房 来源: 互联网 浏览次数: 225 文字大小:【 大】【 中】【 小】
简介:欧文商標名 Physuline tablets一般名:モザバプタン塩酸塩〔Mozavaptan Hydrochloride (JAN)〕 化学名:N-(4-{[(5RS)-5-(dimethylamino)-2,3,4,5-tetrahydro-1H-benzo[b]azepin-1-yl]carbonyl}phenyl)-2-methyl ...
英文药名:Physuline(Mozavaptan Hydrochloride tablets)
中文药名:莫扎伐普坦
生产厂家:大冢制药
适应病症:低钠血症治疗药,充血性心衰
 药品介绍 莫扎伐普坦(Mozavaptan)——全球首个获批的非肽类血管加压素拮抗剂。本品由日本大塚制药株式会社研发,于2006年上市用于低钠血症的治疗,本品对血管加压素V2受体的选择性是V1受体的100倍。本品为口服制剂,规格为30mg/片。由于本品在日本为罕见病用药,所以在获批的说明书中,本品的临床病例只有16例。其用法为每日1次,每次30mg。 バソプレシンV2受容体拮抗薬のモザバプタン塩酸塩(商品名:フィズリン錠)が、2006年9月に薬価収載され、まもなく発売される見込みである。モザバプタンは、「異所性抗利尿ホルモン産生腫瘍による抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)における低ナトリウム血症」に適応を取得した日本で初めての薬剤である。対象となる患者数が少ないことから、希少疾病用医薬品(いわゆるオーファンドラッグ)に指定されている。 SIADHは、抗利尿ホルモン(ADH:antidiuretic hormon)のバソプレシンの分泌過剰に起因する疾患である。バソプレシンの作用が過剰になることで、腎集合管での水再吸収が促進され、腎臓からの水排泄が抑制されることにより、水貯留(自由水貯留)が起こる。臨床症状としては、水分貯留および低ナトリウム血症による脳浮腫や中枢神経症状(頭痛、嘔気・嘔吐、傾眠など)があり、早期に治療が行われないと死に至ることもある。SIADHの原因としては、中枢神経系疾患(髄膜炎など)、肺疾患(肺炎、肺結核など)、抗利尿ホルモン異所性産生腫瘍(肺小細胞癌、膵癌など)、薬剤(ビンクリスチン、クロフィブラートなど)などが知られている。 治療では、低ナトリウム血症を是正し、脳浮腫の発生を防止することで、中枢神経症状を改善することが目標となる。ただし、これまではSIADHに直接的な効果を有する薬剤がなく、抗菌薬のデメクロサイクリン(商品名:レダマイシン)や抗てんかん薬のジフェニルヒダントイン(商品名:フェニトイン)などが用いられてきたが、効果としては不十分な症例も多かった。また、水貯留を抑制するために、「水分制限」を行うのが一般的だが、患者には苦痛が大きく、QOLの低下を引き起こすことが問題となっていた。 今回発売されるモザバプタンは、バソプレシンV2受容体を特異的に阻害するV2受容体拮抗薬である。腎集合管の受容体に直接作用し、SIADHにおける低ナトリウム血症を改善する。従来の利尿薬とは異なり、電解質排泄の増加を伴わずに水排泄の増加をもたらす「水利尿作用」が特徴である。 今回、適応が認められたのは、水分制限を実施しても効果不十分な「異所性抗利尿ホルモン産生腫瘍によるSIADH」の患者である。投与に当たっては、(1)空腹時に投与すると、Cmax(最高血中薬物濃度)などが上昇し、作用が強く発現する可能性があるため、食後に投与する、(2)夜間の排尿を避けるために、朝食後または昼食後に投与する‐‐といった点に注意する必要がある。さらに、現時点では、有効性や安全性に関する検討が十分でないことから、投与開始3日間で有効性が認められた場合に限り、最大7日間まで継続投与できることになっている。 なお、添付文書の警告欄では、「急激な血清ナトリム濃度の上昇により橋中心髄鞘崩壊症を来す危険性」と「生殖細胞に染色体異常を誘発する危険性」について、注意が喚起されている。高ナトリウム血症による橋中心髄鞘崩壊症の副作用を回避するために、投与後は医師の監視下で血清ナトリウム値や尿量、臨床症状などを定期的にチェックする。特に投与開始直後は、血清ナトリウム濃度を頻回に測定することが必要である。また染色体異常については、禁忌項目に「妊婦または妊娠している可能性のある婦人」が明記されていることから、特に女性患者では事前に投与の可否を慎重に検討する必要がある。
フィズリン錠30mg
欧文商標名 Physuline tablets 30mg 一般名:モザバプタン塩酸塩〔Mozavaptan Hydrochloride (JAN)〕 化学名:N-(4-{[(5RS)-5-(dimethylamino)-2,3,4,5-tetrahydro-1H-benzo[b]azepin-1-yl]carbonyl}phenyl)-2-methylbenzamide monohydrochloride 構造式:
 分子式:C27H29N3O2・HCl 分子量:464.00 性 状:白色の結晶性の粉末である。ジメチルスルホキシドに溶けやすく、酢酸(100)及びメタノールにやや溶けやすく、水にやや溶けにくく、エタノール(99.5)に溶けにくく、ヘキサンにほとんど溶けない。本品のメタノール溶液(1→100)は旋光性を示さない。 融点:約264℃(分解) 承認条件 治験症例が極めて限られていることから、製造販売後、一定数の症例に係るデータが集積されるまでの間は、全症例を対象に使用成績調査を実施することにより、本剤使用患者の背景情報を把握するとともに、本剤の安全性及び有効性等に関するデータを早期に収集し、本剤の適正使用に必要な措置を講じること。 包装 フィズリン錠30mg:[SP]1錠
 製造販売元 大塚製薬株式会社 完整处方资料附件:http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2139010F1029_1_08/ その他の説明 〔参考〕 バソプレシン分泌過剰症(SIADH)の診断の手引き注)より抜粋 ※I.主症候 ※1.脱水の所見を認めない。 ※2.倦怠感、食欲低下、意識障害などの低ナトリウム血症の症状を呈することがある。 II.検査所見 1.低ナトリウム血症:血清ナトリウム濃度は135mEq/Lを下回る。 ※2.血漿バソプレシン値:血清ナトリウム濃度が135mEq/L未満で、血漿バソプレシン濃度が測定感度以上である。 3.低浸透圧血症:血漿浸透圧は280mOsm/kgを下回る。 4.高張尿:尿浸透圧は、300mOsm/kgを上回る。 5.ナトリウム利尿の持続:尿中ナトリウム濃度は20mEq/L以上である。 6.腎機能正常:血清クレアチニンは1.2mg/dL以下である。 ※7.副腎皮質機能正常:早朝空腹時の血清コルチゾールは6μg/dL以上である。 [診断基準] ※確実例 Iの1およびIIの1~7を満たすもの。 [鑑別診断]低ナトリウム血症をきたす次のものを除外する。 1.細胞外液量の過剰な低ナトリウム血症:心不全、肝硬変の腹水貯留時、ネフローゼ症候群 2.ナトリウム漏出が著明な低ナトリウム血症:腎性ナトリウム喪失、下痢、嘔吐 ※注)厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患克服研究事業 間脳下垂体機能障害に関する調査研究:平成22年度 総括・分担研究報告書;平成23年3月:p158
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