分类名称 【原产地英文商品名】NAOTAMIN(ナオタミン) 100mg/vial 10vials/box 注射用ナオタミン10/注射用ナオタミン50/注射用ナオタミン100商標名
Naotamin
一般名
ナファモスタットメシル酸塩(nafamostat mesilate)(JAN) **化学式 6-Amidinonaphthalen-2-yl 4-guanidinobenzoate bis(methanesulfonate) **構造式 **分子式 C19H17N5O2・2CH4O3S **分子量 539.58 **性状 本品は白色の結晶性の粉末である。 本品はギ酸に溶けやすく、水にやや溶けやすく、エタノール(99.5)にほとんど溶けない。本品は0.01mol/L塩酸試液に溶ける。 **融点 約262℃(分解)
効能又は効果効能又は効果/用法及び用量
注射用ナオタミン10
○膵炎の急性症状(急性膵炎、慢性膵炎の急性増悪、術後の急性膵炎、膵管造影後の急性膵炎、外傷性膵炎)の改善 注射用ナオタミン10・50・100(共通) ○汎発性血管内血液凝固症(DIC) ○出血性病変又は出血傾向を有する患者の血液体外循環時の灌流血液の凝固防止(血液透析及びプラスマフェレーシス)
<注射液の調製法>
本剤の使用にあたっては以下の手順で注射液を調製すること。 1. 膵炎の急性症状の改善に使用する場合
(1)
10mgバイアルに1mL以上の5%ブドウ糖注射液又は注射用水を加え、完全に溶解する。 (2)
溶解した液を5%ブドウ糖注射液に混和する。 2. 汎発性血管内血液凝固症(DIC)に使用する場合
(1)
10mgバイアルには1mL以上、50mgバイアルには5mL以上、100mgバイアルには10mL以上の5%ブドウ糖注射液又は注射用水を加え、完全に溶解する。 (2)
溶解した液を5%ブドウ糖注射液に混和する。 3. 出血性病変又は出血傾向を有する患者の血液体外循環時の灌流血液の凝固防止に使用する場合
(1) 血液回路内の洗浄・充てん
1)
10mgバイアルには1mL、50mgバイアルには5mL、100mgバイアルには10mLの5%ブドウ糖注射液又は注射用水を加え、完全に溶解する。 2)
ナファモスタットメシル酸塩20mgを含む溶解液を生理食塩液に混和する。 (2) 体外循環時
1)
10mgバイアルには1mL、50mgバイアルには5mL、100mgバイアルには10mLの5%ブドウ糖注射液又は注射用水を加え、完全に溶解する。 2)
溶解した液を抗凝固剤持続注入器の容量に合わせ、5%ブドウ糖注射液で希釈する。 4. 溶解時の注意
白濁あるいは結晶が析出する場合があるので、生理食塩液又は無機塩類を含有する溶液をバイアルに直接加えないこと。 使用上の注意重要な基本的注意1.
ショック、アナフィラキシー様症状があらわれることがあるので、本剤に対するアレルギー歴について十分な問診を行うこと。 また、本剤の投与に際しては予めショック発現時に救急処置をとれるよう準備をするとともに観察を十分に行い、これらの症状があらわれた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。[「重大な副作用」の項参照] 2.
本剤に対し過敏症があらわれることがある。 3.
腎からのカリウム排泄抑制、ナトリウムの排泄促進等により、高カリウム血症又は低ナトリウム血症があらわれることがあるので、定期的に血清カリウム値及び血清ナトリウム値の測定を行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。 4.
カリウム含有製剤(輸液等)、カリウム保持性利尿剤等を併用する場合には、高カリウム血症の発現に注意すること。また、血清カリウム値の異常が認められた場合には心電図所見等の確認を十分に行い、不整脈の誘発についても注意すること。 5.
出血を増悪させるおそれがあるので本剤の血液体外循環時の使用にあたっては、観察を十分に行い、出血の増悪がみられた場合には減量又は投与を中止すること。 副作用副作用等発現状況の概要本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。 重大な副作用(頻度不明)
ショック、アナフィラキシー様症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、血圧低下、意識障害、呼吸困難、気管支喘息様発作、喘鳴、胸部不快、腹痛、嘔吐、発熱、冷汗、そう痒感、紅潮、発赤、しびれ等があらわれた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
(頻度不明)
高カリウム血症があらわれることがあるので、カリウム含有製剤(輸液等)、カリウム保持性利尿剤等を併用する場合には、特に観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
なお、高カリウム血症の発現によって不整脈を誘発した例が報告されている。 (頻度不明)
低ナトリウム血症があらわれることがあるので、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
(頻度不明)
血小板減少があらわれることがあるので、血液検査等の観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
(頻度不明)
白血球減少があらわれることがあるので、血液検査等の観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
(頻度不明)
AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
その他の副作用1. 膵炎の急性症状の改善
皮膚注1)(頻度不明)
発疹、紅斑、そう痒感 筋・骨格系(頻度不明) 筋肉痛、関節痛 消化管(頻度不明) 食欲不振、下痢、悪心・嘔吐 肝臓・胆管系(頻度不明) AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、LDH上昇、総ビリルビン上昇 適用部位(頻度不明) 血管炎(発赤又は疼痛を伴うものを含む) 白血球・網内系(頻度不明) 好酸球増多 血小板・出血凝固(頻度不明) 血小板増加 泌尿器系(頻度不明) BUN上昇、クレアチニン上昇 その他(頻度不明) 頭痛、全身けん怠感、胸痛、頭重感、発熱、胸部不快感 2. 汎発性血管内血液凝固症(DIC)
皮膚注1)(頻度不明)
そう痒感、発疹 筋・骨格系(頻度不明) 筋肉痛 消化管(頻度不明) 下痢、悪心・嘔吐 肝臓・胆管系(頻度不明) AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、Al-P上昇、LDH上昇、総ビリルビン上昇 代謝・栄養系(頻度不明) 高尿酸血症 心拍数・リズム(頻度不明) 動悸 適用部位(頻度不明) 血管炎(疼痛又は腫脹を伴うものを含む) 白血球・網内系(頻度不明) 好酸球増多 血小板・出血凝固(頻度不明) 出血傾向注2)、血小板増加 泌尿器系(頻度不明) BUN上昇、クレアチニン上昇 その他(頻度不明) 胸部不快感、発熱 3. 出血性病変又は出血傾向を有する患者の血液体外循環時の灌流血液の凝固防止
皮膚注1)(頻度不明)
紅斑、そう痒感、発疹 筋・骨格系(頻度不明) 筋肉痛、関節痛 **消化管(頻度不明) 悪心・嘔吐、食欲不振、下痢 肝臓・胆管系(頻度不明) AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇 心拍数・リズム(頻度不明) 動悸 白血球・網内系(頻度不明) 好酸球増多 血小板・出血凝固(頻度不明) 出血傾向注2) その他(頻度不明) 胸部不快感、全身けん怠感、頭痛、発熱、胸痛 注1)このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。
注2)このような症状があらわれた場合には減量又は投与を中止すること。
高齢者への投与一般的に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意すること。 妊婦、産婦、授乳婦等への投与1.
妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[動物実験で大量投与により、胎児死亡率の増加(ラット、ウサギ)および体重増加抑制(ラット)、分娩率の低下(ラット)が報告されている。] 2.
投与中は授乳を避けさせること。[動物試験(ラット)で、母乳中への代謝物の移行が認められている。] 小児等への投与低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない。 取扱い上の注意
安定性試験
最終包装品を用いた加速試験(温度40℃、湿度75%、6ヵ月)の結果、注射用ナオタミン10、注射用ナオタミン50及び注射用ナオタミン100は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された1)。
包装
注射用ナオタミン10:10バイアル
注射用ナオタミン50:10バイアル
注射用ナオタミン100:10バイアル 製造販売元
旭化成ファーマ株式会社 |
NAOTAMIN(注射用甲磺酸萘莫司他)简介:
分类名称 一级分类:消化系统药物 二级分类:其他 药品英文名 Nafamostat 药品别名 甲磺酸萘莫司他、FUT、Futhan、Nafamostat Mesilate 药物剂型 注射剂:10mg。 药理作用 本药为合成的丝氨酸蛋白 ... 责任编辑:admin
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