ヒシナルク3号輸液(200mL:ブローバッグ)/ヒシナルク3号輸液(500mL:スタンドバッグ) SOLITA-T No.3 氯化钠,氯化钾,乳酸钠,葡萄糖維持液
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-------------------------------------------------------------------------------- 作成又は改訂年月
2013年12月作成(第1版)
日本標準商品分類番号
873319
薬効分類名
輸液用電解質液(維持液)
承認等
- 販売名
ヒシナルク3号輸液(200mL:ブローバッグ)
販売名コード
3319510A5080
承認・許可番号
- 承認番号
21900AMX01351
- 商標名
HISINALC SOLUTION
薬価基準収載年月
2007年12月
販売開始年月
1990年9月
貯法・使用期限等
- 貯法
室温保存
- 使用期限
容器等に記載
- 注意
「取扱い上の注意」参照
規制区分
- 処方せん医薬品注)
注)注意-医師等の処方せんにより使用すること
組成
- 容量
200mL
- 有効成分(1容器中)
日局 塩化ナトリウム(NaCl) 0.18g 日局 塩化カリウム(KCl) 0.298g 乳酸ナトリウム(C3H5NaO3) 0.448g 日局 ブドウ糖(C6H12O6) 8.6g
- 添加物
pH調整剤
- 電解質濃度(mEq/L)
Na+ 35 K+ 20 Cl- 35 Lactate- 20
- カロリー(kcal/L)
172
性状
- 製剤の性状
性状
無色澄明の水性注射液
- 容器
プラスチックバッグ
- pH
3.5~6.5
- 浸透圧比(生理食塩液に対する比)
約1
- 販売名
ヒシナルク3号輸液(500mL:スタンドバッグ)
販売名コード
3319510A4075
承認・許可番号
- 承認番号
21900AMX01351
- 商標名
HISINALC SOLUTION
薬価基準収載年月
2007年12月
販売開始年月
2006年5月
貯法・使用期限等
- 貯法
室温保存
- 使用期限
容器等に記載
- 注意
「取扱い上の注意」参照
規制分
- 処方せん医薬品注)
注)注意-医師等の処方せんにより使用すること
組成
- 容量
500mL
- 有効成分(1容器中)
日局 塩化ナトリウム(NaCl) 0.45g 日局 塩化カリウム(KCl) 0.745g 乳酸ナトリウム(C3H5NaO3) 1.12g 日局 ブドウ糖(C6H12O6) 21.5g
- 添加物
pH調整剤
- 電解質濃度(mEq/L)
Na+ 35 K+ 20 Cl- 35 Lactate- 20
- カロリー(kcal/L)
172
性状
- 製剤の性状
性状
無色澄明の水性注射液
- 容器
プラスチックバッグ
- pH
3.5~6.5
- 浸透圧比(生理食塩液に対する比)
約1
禁忌
(次の患者には投与しないこと) - 1. 高乳酸血症の患者[乳酸血症を増悪するおそれがある。]
- 2. 高カリウム血症、乏尿、アジソン病、重症熱傷、高窒素血症のある患者[高カリウム血症を増悪する、又は起こすおそれがある。]
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効能又は効果
経口摂取不能又は不十分な場合の水分・電解質の補給・維持
用法及び用量
通常成人、1回500~1,000mLを点滴静注する。投与速度は通常成人時間あたり300~500mL、小児の場合、時間あたり50~100mLとする。 なお、年齢、症状、体重により適宜増減する。
使用上の注意
慎重投与
(次の患者には慎重に投与すること)
- 1. 高カリウム血症を伴わない腎不全のある患者[水分、電解質の過剰投与に陥りやすく、症状が悪化するおそれがある。]
- 2. 心不全のある患者[循環血液量を増すことから心臓に負担をかけ、症状が悪化するおそれがある。]
- 3. 重篤な肝障害のある患者[水分、電解質代謝異常が悪化するおそれがある。]
- 4. 閉塞性尿路疾患により尿量が減少している患者[水分、電解質の過負荷となり、症状が悪化するおそれがある。]
- 5. 糖尿病の患者[ブドウ糖の組織への移行が抑制されているので、高血糖を生じ症状が悪化するおそれがある。]
副作用
副作用等発現状況の概要
本剤は、副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
- 大量・急速投与
(頻度不明)
脳浮腫、肺水腫、末梢の浮腫、水中毒、高カリウム血症
高齢者への投与
一般に高齢者では生理機能が低下しているので、投与速度を緩徐にし、減量するなど注意すること。
適用上の注意
- 1. ゴム栓部のシールフィルム開封後直ちに使用し、残液は決して使用しないこと。
- 2. 投与前
- (1) 投与に際しては、感染に対する配慮をすること。 (2) 寒冷期には体温程度に温めて使用すること。
- 3. 投与時
- (1) 本剤を投与する場合は、患者の尿量が1日500mL又は1時間あたり20mL以上あることが望ましい。 (2) ゆっくり静脈内に投与すること。
取扱い上の注意
- 1. プラスチックバッグ製品に関する注意
- (1) プラスチックバッグの包装の内側に液滴が認められる場合(200mL)や、内容液に着色又は混濁等の異常が認められる場合は使用しないこと。
- (2) ゴム栓部のシールフィルムが万一はがれているときは使用しないこと。
- (3) 輸液セットの針はゴム栓のOUTと表示した○印の位置に、混注の際は注射針をINと表示した○印の位置に真っ直ぐに刺すこと。斜めに刺すと針がプラスチックバッグの首部を貫通し、液漏れを起こすことがある。
- (4) 通気針は不要であるが、輸液の液量が少なくなると排出速度が低下してくるので、滴下速度に十分注意すること。また、輸液の液面と静脈針との落差を保つようにして点滴静注すること。
- (5) 連結管(U字管)による連続投与は行わないこと。2バッグ以上の連続投与を行う場合は、Y型タイプの輸液セットを使用すること。
- (6) 容器の液目盛りは、およその目安として使用すること。 2. 安定性試験
最終包装製品を用いた長期保存試験[室温(1~30℃)、3年間]の結果、外観及び含量等は規格の範囲内であり、ヒシナルク3号輸液は通常の市場流通下において3年間安定であることが確認された。1)
包装
200mL×20袋(プラスチックバッグ:ブローバッグ)
500mL×20袋(プラスチックバッグ:スタンドバッグ)
主要文献及び文献請求先
主要文献
- 1) ニプロ(株):社内資料(安定性試験)
文献請求先
文献請求先・製品情報お問い合わせ先
主要文献欄に記載の社内資料につきましても下記にご請求ください。
ニプロ株式会社 医薬品情報室
〒541-0045 大阪市中央区道修町2丁目2番7号
0120-226-898
FAX 06-6231-7910
製造販売業者等の氏名又は名称及び住所
- 製造販売
ニプロ株式会社
大阪市北区本庄西3丁目9番3号 |