欧文商標名
Cefditoren Pivoxil
一般名
セフジトレン ピボキシル(Cefditoren Pivoxil)
略号
CDTR-PI
化学名
2,2-Dimethylpropanoyloxymethyl(6R,7R)-7-[(Z)-2-(2-aminothiazol-4-yl)-2-(methoxyimino)acetylamino]-3-[(1Z)-2-(4-methylthiazol-5-yl)ethenyl]-8-oxo-5-thia-1-azabicyclo[4.2.0]oct-2-ene-2-carboxylate
分子式
C25H28N6O7S3
分子量
620.72
性状
淡黄白色~淡黄色の結晶性の粉末である。
メタノールにやや溶けにくく,アセトニトリル又はエタノール(95)に溶けにくく,ジエチルエーテルに極めて溶けにくく,水にほとんど溶けない。
本品は希塩酸に溶ける。
取扱い上の注意
安定性試験
長期保存試験(25℃,相対湿度60%)の結果より,セフジトレンピボキシル細粒10%小児用「日医工」は通常の市場流通下において2年間安定であることが確認された。3)
効能又は効果
1.小児
<適応菌種>
セフジトレンに感性のブドウ球菌属,レンサ球菌属,肺炎球菌,モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス,大腸菌,シトロバクター属,クレブシエラ属,エンテロバクター属,セラチア属,プロテウス属,モルガネラ・モルガニー,プロビデンシア属,インフルエンザ菌,百日咳菌,ペプトストレプトコッカス属,バクテロイデス属,プレボテラ属,アクネ菌
<適応症>
表在性皮膚感染症,深在性皮膚感染症,リンパ管・リンパ節炎,慢性膿皮症,外傷・熱傷及び手術創等の二次感染,肛門周囲膿瘍,咽頭・喉頭炎,扁桃炎(扁桃周囲炎,扁桃周囲膿瘍を含む),急性気管支炎,肺炎,肺膿瘍,慢性呼吸器病変の二次感染,膀胱炎,腎盂腎炎,中耳炎,副鼻腔炎,歯周組織炎,顎炎,猩紅熱,百日咳
2. 成人(嚥下困難等により錠剤の使用が困難な場合)
<適応菌種>
セフジトレンに感性のブドウ球菌属,レンサ球菌属,肺炎球菌,モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス,大腸菌,シトロバクター属,クレブシエラ属,エンテロバクター属,セラチア属,プロテウス属,モルガネラ・モルガニー,プロビデンシア属,インフルエンザ菌,ペプトストレプトコッカス属,バクテロイデス属,プレボテラ属,アクネ菌
<適応症>
表在性皮膚感染症,深在性皮膚感染症,リンパ管・リンパ節炎,慢性膿皮症,外傷・熱傷及び手術創等の二次感染,乳腺炎,肛門周囲膿瘍,咽頭・喉頭炎,扁桃炎(扁桃周囲炎,扁桃周囲膿瘍を含む),急性気管支炎,肺炎,肺膿瘍,慢性呼吸器病変の二次感染,膀胱炎,腎盂腎炎,胆嚢炎,胆管炎,バルトリン腺炎,子宮内感染,子宮付属器炎,眼瞼膿瘍,涙嚢炎,麦粒腫,瞼板腺炎,中耳炎,副鼻腔炎,歯周組織炎,歯冠周囲炎,顎炎
用法及び用量
1. **小児
<肺炎,中耳炎,副鼻腔炎の場合>
通常,小児にはセフジトレン ピボキシルとして1回3mg(力価)/kgを1日3回食後に経口投与する。
なお,必要に応じて1回6mg(力価)/kgまで投与できるが,成人での上限用量の1回200mg(力価)1日3回(1日600mg(力価))を超えないこととする。
<上記以外の疾患の場合>
通常,小児にはセフジトレン ピボキシルとして1回3mg(力価)/kgを1日3回食後に経口投与する。
なお,年齢及び症状に応じて適宜増減するが,成人での上限用量の1回200mg(力価)1日3回(1日600mg(力価))を越えないこととする。
2. 成人(嚥下困難等により錠剤の使用が困難な場合)
通常,成人にはセフジトレン ピボキシルとして1回100mg(力価)を1日3回食後に経口投与する。
なお,年齢及び症状に応じて適宜増減するが,重症又は効果不十分と思われる場合は,1回200mg(力価)を1日3回食後に経口投与する。
包装
セフジトレンピボキシル細粒10%小児用「日医工」
0.3g×240包
0.5g×120包
100g(バラ)
製造販売元
日医工株式会社
完整资料附件:http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/6132015C1090_1_06/