繁体中文
设为首页
加入收藏
当前位置:药品说明书与价格首页 >> 免疫系统 >> 药品目录 >> 细胞毒药物类 >> 布累迪宁(咪唑立宾片)

布累迪宁(咪唑立宾片)

——布累迪宁  Bredinin

2005-03-18 22:27:10  作者:新特药房  来源:中国新特药网天津分站  浏览次数:296  文字大小:【】【】【

【通用名称】咪唑立宾片 
【商品名称】布累迪宁 
【英文名】Mizoribine Tablets 
【拼音名】Mizuolibin pian 
【药品批准文号】注册证号H20040122 
【生产企业】日本旭化成工业株式会社
【药学一级分类】免疫系统用药 
【药学二级分类】免疫抑制药 
【功能主治/适应症】抑制肾移植时的排异反应。 
【用法用量】通常将下述剂量作为1日量,分1-3次口服。初始量为咪唑立宾2-3mg/kg体重。维持量为咪唑立宾1-3mg/kg体重。本剂耐受量及有效量因患者有异,为取得最佳治疗效果,需酌情增减剂量。 
【关联病症】  抑制肾移植时的排异反应 

性状 咪唑立宾的分子式为C9H13N3O6,分子量为259.22。 
本品为白色、微带黄白色的结晶性粉末,无臭。在水或二甲亚砜中易溶,在甲醇、乙醇、乙醚或氯仿中几乎不溶。本品1.0g溶于100 mL的水中,pH为3.5-4.5。熔点约198°C(分解)。本药25mg的白色素片的识别代码为324 ;50mg的白色素片单面有剖线,识别代码为325。  
药理作用 本药具有免疫抑制作用,用各种哺乳动物由来培养细胞进行的体外实验证实,可抑制淋巴系统细胞增殖。用狗及人周围血淋巴细胞进行体外实验证实,可抑制各种有丝分裂所引起的母细胞化反应。用绵羊红细胞免疫家兔的实验证实,可抑制初次应答及二次应答的抗体产生。狗肾移植时,能延长移植物的存活时间。本药可竞争性地抑制嘌呤合成系统中的肌苷酸至鸟苷酸途径而抑制核酸合成,但不摄入高分子核酸中(体外)。  
药代动力学  
吸收 :肾功能良好的肾移植患者,口服100 mg时,血药浓度达峰时间为2小时,最高血浓度为2.38 ug/mL,半衰期为2.2小时。肌酐清除率与从血中的消除速率常数,显示高度相关性。类风湿性关节炎患者,口服50 mg或100 mg时血中浓度见到用量依赖性。另外,1日口服150 mg或300 mg、连续4周,末见蓄积性。 
排泄 :肾功能良好的肾移植患者,口服100 mg时,6小时以内的尿中排泄率约80%。肾功能损害患者,本剂的排泄延迟(有必要考虑减量等)。另外,无尿的慢性肾功能衰竭患者2例,口服200 mg,自给药2小时后进行5小时的血液透析结果,血中浓度下降。类风湿性关节炎患者,口服50 mg或100 mg时,24小时以内的尿中排泄率为约30-80%。 
代谢:大鼠经口给药后,用同位素逆稀释分析法测定血浆及尿,但末见代谢物。 
适应症 抑制肾移植时的排异反应。 
用法用量 初用量为2-3 mg/kg体重/日,维持量为1-3 mg/kg体重/日,分1-3次口服。本剂耐药量及有效量随患者有异,为取得最适治疗效果,有必要慎重增减用量。  
不良反应 总病例4909例中719例(14.65%)出现副作用。
主要有腹痛、食欲不振等消化系统症状244例(4.97%)、白细胞减少等血液系统障碍121例(2.46%)、皮疹等过敏症状119例(2.42%)等(认可上市时至1996年10月的统计)。
重大副作用抑制骨髓功能(2.42%),有时出现白细胞减少、血小板减少、红细胞减少、红细胞压积值降低等,故频繁进行临床检验等注意观察,若出现严重血液系统障碍,应停药并适当处置。感染症(1.28%),有时出现肺炎、脑膜炎、败血症、带状疱疹等,故注意观察患者状态,若发现异常,应停药并适当处置。
间质性肺炎(极少),有时出现伴有发热、咳嗽、呼吸困难、胸部X线异常的间质性肺炎,故注意观察患者状态,若发现此类症状,应停药并用肾上腺皮质激素制剂等适当处置。
急性肾功能衰竭(0.04%),有时出现急性肾功能衰竭。肾损害患者给药后可能随尿酸值上升而出现急性肾功能衰竭,因此定期进行检查,密切观察患者病情,若出现异常,应停药并进行血液透析等适当处置。
其他副作用(发生率 0.1-5%) ;
肾功能异常(蛋白尿、血尿、BUN、肌酐上升等)。肝功能异常(GOT、GPT、ALP、LDH、γ-GTP、LAP、胆红素上升等)。
消化系统 :食欲不振、恶心及呕吐、腹泻、腹痛、腹胀、消化道出血、消化性溃疡、便秘、口内炎、舌炎。过敏症 :皮疹、瘙痒感、发热。
代谢异常 :高血糖、糖尿、尿酸值上升。皮肤 :脱毛发。
神经精神系统 :眩晕、头痛、味觉异常。
其他 :全身乏力感、浮肿、口渴、丙种球蛋白降低、心悸。接受免疫抑制剂治疗的患者,有恶性肿瘤(尤其淋巴瘤、皮肤癌等)发生率高的报告。 
禁忌症 对本剂有严重过敏症既往史患者。白细胞数3,000/mm3以下的患者(有可能加重骨髓功能抑制,出现严重感染症、出血倾向等)。孕妇或可能妊娠的妇女禁用。 
注意事项 本剂主要从肾脏排泄,所以肾损害患者会延迟排泄,有时引起骨髓功能抑制等严重副作用,故应考虑肾功能(血清肌酐值等)及年龄、体重等,从低剂量开始给药等注意用量,充分观察患者状态慎重给药。骨髓功能抑制患者(有可能加重骨髓功能抑制,出现严重感染症、出血倾向等) ;合并细菌、病毒、真菌等感染症患者(因骨髓功能抑制,有可能加重感染症) ;出血素质患者(因骨髓功能抑制,有可能出现出血倾向) ;肾损害患者慎用。本药有时引起骨髓功能抑制等严重副作用,因此应频繁进行临床检验(血液检查、肝功能及肾功能检查等),注意观察患者状态。若出现异常,应减量或停药等适当处置。充分注意感染症及出血倾向的出现或恶化。注意观察患者状态,若出现异常,应停药并适当处置。因抑制嘌呤合成作用,有时会增加尿酸生成而出现尿酸值上升。对肾病综合征的临床试验中,231例中21例(9.1%)见到尿酸值上升,10 mg/dL以上11例,最高值为13.1 mg/dL。儿童及育龄患者有必要用药时,应考虑对性腺的影响。 孕妇及哺乳期妇女用药 有疑致畸性的病例报告,另外,动物实验(大鼠、家兔)有致畸作用的报告,因此孕妇或可能妊娠的妇女不得给药。尚末确立哺乳期用药的安全性,因此哺乳妇给药时,应停止哺乳。 儿童用药 尚末确立对小儿等用药的安全性(使用经验少)。 
老年患者用药 本剂主要从肾脏排泄,但高龄者常见肾功能降低,有可能延迟排泄,故应考虑肾功能(血清肌酐值等)及年龄、体重,适宜减量。 用药须知 应从PTP垫片取出药物后服用。
 贮藏/有效期 密闭容器、室温保存、注意防潮。
使用期限 :生产后3年(标记于外盒)
    

ブレディニン錠25/ブレディニン錠50

作成又は改訂年月

** 2009年11月改訂(第12版)

* 2008年5月改訂

日本標準商品分類番号

873999

日本標準商品分類番号等

再審査結果公表年月(最新)

2003年11月

効能又は効果追加承認年月(最新)

1995年9月

薬効分類名

免疫抑制剤

承認等

販売名

ブレディニン錠25

販売名コード

3999002F1020

承認・許可番号

承認番号

15900AMZ00185000

商標名

Bredinin Tablets

薬価基準収載年月

1984年3月

販売開始年月

1984年3月

貯法・使用期限等

**貯法

室温保存(「取扱い上の注意」の項参照

使用期限

外箱に表示(3年)

基準名

日本薬局方

ミゾリビン錠

規制区分

処方せん医薬品

注意-医師等の処方せんにより使用すること

組成

成分・含量(1錠中)

ミゾリビン25mg

添加物

無水乳糖、結晶セルロース、カルメロースカルシウム、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、酸化チタン、エチルセルロース、セタノール、ラウリル硫酸ナトリウム、クエン酸トリエチル、タルク、カルナウバロウ

性状

剤形

白色フィルムコーティング錠

外形

大きさ

直径 7.8mm、厚み 3.1mm

*重量

150mg

識別コード

324

販売名

ブレディニン錠50

販売名コード

3999002F2027

承認・許可番号

承認番号

15900AMZ00186000

商標名

Bredinin Tablets

薬価基準収載年月

1984年3月

販売開始年月

1984年3月

貯法・使用期限等

**貯法

室温保存(「取扱い上の注意」の項参照

使用期限

外箱に表示(3年)

基準名

日本薬局方

ミゾリビン錠

規制区分

処方せん医薬品

注意-医師等の処方せんにより使用すること

組成

成分・含量(1錠中)

ミゾリビン50mg

添加物

無水乳糖、結晶セルロース、カルメロースカルシウム、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、酸化チタン、エチルセルロース、セタノール、ラウリル硫酸ナトリウム、クエン酸トリエチル、タルク、カルナウバロウ

性状

剤形

白色フィルムコーティング錠(片面割線入り)

直径 8.6mm、厚み 3.6mm

*重量

212mg

識別コード

325

禁忌

(次の患者には投与しないこと)

1.
本剤に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者

2.
白血球数3,000/mm3以下の患者[骨髄機能抑制を増悪させ、重篤な感染症、出血傾向等が発現するおそれがある。]

3.
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人[「使用上の注意6.妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照]

効能又は効果

効能又は効果/用法及び用量

1.
腎移植における拒否反応の抑制

2.
原発性糸球体疾患を原因とするネフローゼ症候群(副腎皮質ホルモン剤のみでは治療困難な場合に限る。また、頻回再発型のネフローゼ症候群を除く。)

3.
ループス腎炎(持続性蛋白尿、ネフローゼ症候群または腎機能低下が認められ、副腎皮質ホルモン剤のみでは治療困難な場合に限る。)

4.
**関節リウマチ(過去の治療において、非ステロイド性抗炎症剤さらに他の抗リウマチ薬の少なくとも1剤により十分な効果の得られない場合に限る。)

用法及び用量

1.
腎移植における拒否反応の抑制
通常、体重1kg当り下記量を1日量として、1日1~3回に分けて経口投与する。
しかし、本剤の耐薬量および有効量は患者によって異なるので、最適の治療効果を得るために用量の注意深い増減が必要である。

初期量としてミゾリビン2~3mg相当量

維持量としてミゾリビン1~3mg相当量
2.
原発性糸球体疾患を原因とするネフローゼ症候群(副腎皮質ホルモン剤のみでは治療困難な場合に限る。)およびループス腎炎(持続性蛋白尿、ネフローゼ症候群または腎機能低下が認められ、副腎皮質ホルモン剤のみでは治療困難な場合に限る。)
通常、成人1回ミゾリビンとして50mgを1日3回経口投与する。
ただし、腎機能の程度により減量等を考慮すること。
なお、本剤の使用以前に副腎皮質ホルモン剤が維持投与されている場合には、その維持用量に本剤を上乗せして用いる。症状により副腎皮質ホルモン剤の用量は適宜減量する。

3.
**関節リウマチ
通常、成人1回ミゾリビンとして50mgを1日3回経口投与する。なお、症状により適宜増減する。
ただし、腎機能の程度により減量等を考慮すること。

用法及び用量に関連する使用上の注意

本剤は主として腎臓から排泄されるため、腎障害のある患者では排泄が遅延し、骨髄機能抑制等の重篤な副作用が起こることがあるので、腎機能(血清クレアチニン値等)及び年齢、体重等を考慮し、低用量から投与を開始するなど用量に留意して、患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること[患者のクレアチニンクリアランスと本剤の消失速度との関係、またクレアチニンクリアランスを血清クレアチニン値、年齢及び体重より換算する計算式例は「薬物動態 1.吸収」の項参照]。

使用上の注意

慎重投与

(次の患者には慎重に投与すること)

1.
骨髄機能抑制のある患者[骨髄機能抑制を増悪させ、重篤な感染症、出血傾向等が発現するおそれがある。]

2.
細菌・ウイルス・真菌等の感染症を合併している患者
ウイルス性肝炎においては、肝炎を増悪させることがある[骨髄機能抑制により、感染症を増悪させるおそれがある。]

3.
出血性素因のある患者[骨髄機能抑制により、出血傾向が発現するおそれがある。]

4.
腎障害のある患者[「用法・用量に関連する使用上の注意」の項参照]

重要な基本的注意

1.
骨髄機能抑制等の重篤な副作用が起こることがあるので、頻回に臨床検査(血液検査、肝機能・腎機能検査等)を行うなど、患者の状態を十分に観察すること。異常が認められた場合には減量・休薬等の適切な処置を行うこと。

2.
感染症・出血傾向の発現又は増悪に十分注意すること。患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

3.
プリン合成阻害作用に基づく尿酸生成増加のため尿酸値の上昇があらわれることがある。ネフローゼ症候群に対する臨床試験において、尿酸値の上昇が231例中21例(9.1%)に認められ、10mg/dL以上11例、最高値13.1mg/dLであった。

4.
小児に投与する場合には、副作用の発現に特に注意し、慎重に投与すること。

5.
小児及び生殖可能な年齢の患者に投与する必要がある場合には、性腺に対する影響を考慮すること。

6.
原発性糸球体疾患を原因とするネフローゼ症候群に投与する場合には、次の事項に留意すること。

(1)
副腎皮質ホルモン剤のみでは十分な治療効果が認められない患者、又は副作用、合併症等により副腎皮質ホルモン剤の減量が必要な患者に限り使用すること。
特に副腎皮質ホルモン剤の1日投与量がプレドニゾロン換算で20mg以上である患者には、副腎皮質ホルモン剤の減量を目的とする場合に限る。

(2)
頻回再発型のネフローゼ症候群を除く。

(3)
投与開始後6カ月を目標として、尿蛋白、腎機能等を定期的に測定し経過をみながら以降の投与継続の可否を検討する。1日尿蛋白量、クレアチニンクリアランス、血清総蛋白、その他臨床諸症状の経過を総合的に判定し、改善効果を認め投与を継続する場合には、以後も定期的に尿蛋白、腎機能等を測定しながら投与すること。また、病態の急速な進展がみられる場合には、中止又は他の治療法を考慮するなどの適切な処置を行うこと。
なお、従来より投与している治療薬剤は継続して併用することが望ましい。


7.
ループス腎炎に投与する場合には次の条件をいずれも満足する患者に限ること。

(1)
臨床的に全身性エリテマトーデス(SLE)と診断され、アメリカリウマチ協会の1982年改訂SLE分類基準1)の4項目以上を満たした患者

(2)
ループス腎炎の存在が以下の項目のうち、少なくとも1項目を持つことで確認された患者(SLE以外の原因による腎障害は除く)

a
4週以上の持続性蛋白尿

b
ネフローゼ症候群

c
腎機能低下(クレアチニンクリアランス(Ccr)70mL/分以下又は血清クレアチニン値1.5mg/dL以上)
(3)
副腎皮質ホルモン剤のみでは十分な効果が認められない患者、又は副作用、合併症等により副腎皮質ホルモン剤の減量が必要な患者
8.
関節リウマチに投与する場合には、次の事項に留意すること。

(1)
活動性の関節リウマチに対してのみ投与を考慮すること。

(2)
過去の治療において、非ステロイド性抗炎症剤で十分な効果が認められず、また金剤(注射用、経口用)、D-ペニシラミン、ブシラミン、ロベンザリット二ナトリウム等の抗リウマチ薬を使用して、十分な効果が認められなかった患者、又は投与中止を必要とする副作用が発現した患者に限り使用すること。

(3)
本剤は遅効性であり、通常、効果発現まで2~4カ月間の継続投与が必要である。ただし、6カ月間継続投与しても効果があらわれない場合には、投与を中止すること。なお、従来より投与している非ステロイド性抗炎症剤は継続して併用することが望ましい。

相互作用

併用禁忌

(併用しないこと)

薬剤名等
生ワクチン
乾燥弱毒生麻しんワクチン、乾燥弱毒生風しんワクチン、経口生ポリオワクチン、乾燥BCG等

臨床症状・措置方法
ワクチン由来の感染を増強又は持続させるおそれがあるので、本剤投与中に生ワクチンを接種しないこと。

機序・危険因子
免疫機能が抑制された患者への生ワクチン接種により、感染の可能性が増加する。

併用注意

(併用に注意すること)

薬剤名等

不活化ワクチン
インフルエンザワクチン等

臨床症状・措置方法

ワクチンの効果が得られないおそれがある。

機序・危険因子

免疫抑制作用により、ワクチンに対する免疫が得られないおそれがある。

副作用

副作用等発現状況の概要

承認時までの調査及び市販後の使用成績調査等における総症例5,621例中、792例(14.09%)に副作用(臨床検査値の異常を含む)が認められた。その主なものは、腹痛、食欲不振等の消化器系障害253例(4.50%)、白血球減少等の血液系障害127例(2.26%)、発疹等の過敏症125例(2.22%)等であった。(再審査終了時)

重大な副作用

1. 骨髄機能抑制
(2.19%)
汎血球減少、無顆粒球症、白血球減少、血小板減少、赤血球減少、ヘマトクリット値の低下等があらわれることがあるので、頻回に検査を行うなど観察を十分に行い、重篤な血液障害が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

2. 感染症
(1.32%)
肺炎、髄膜炎、敗血症、ウイルス性肝炎の増悪、帯状疱疹等があらわれることがあるので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

3. 間質性肺炎
(頻度不明)
発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常を伴う間質性肺炎があらわれることがあるので、患者の状態を十分に観察し、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤投与等の適切な処置を行うこと。

4. 急性腎不全
(0.04%)
急性腎不全があらわれることがある。腎障害のある患者(「用法・用量に関連する使用上の注意」の項参照)で尿酸値の上昇を伴ってあらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、血液透析等の適切な処置を行うこと。

5. 肝機能障害、黄疸
(1.74%)
AST(GOT)、ALT(GPT)、ALPの上昇等を伴う肝機能障害や黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

6. 消化管潰瘍、消化管出血、消化管穿孔
(0.39%)
消化管潰瘍、消化管出血、消化管穿孔があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

7. 重篤な皮膚障害
(頻度不明)
皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)等の重篤な皮膚障害があらわれることがあるので、観察を十分に行い、発熱、紅斑、そう痒感、眼充血、口内炎等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

8. 膵炎
(頻度不明)
膵炎があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

9. 高血糖、糖尿病
(0.11%)
高血糖、糖尿病及び糖尿病の悪化があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

その他の副作用

1. 腎臓
0.1~5%未満
腎機能異常(蛋白尿、血尿、BUN、クレアチニンの上昇等)

2. 肝臓
0.1~5%未満
肝機能異常(AST(GOT)、ALT(GPT)、ALP、LDH、γ-GTP、LAP、ビリルビンの上昇等)

3. 消化器
0.1~5%未満
食欲不振、悪心・嘔吐、下痢、腹痛、便秘、口内炎、舌炎

4. 消化器
0.1%未満
腹部膨満感、軟便、舌苔

5. 過敏症注)
0.1~5%未満
発疹、そう痒感、発熱

6. 代謝異常
0.1~5%未満
尿酸値の上昇、ALP上昇

7. 皮膚
0.1~5%未満
脱毛

8. 精神神経系
0.1~5%未満
めまい、頭痛、味覚異常、しびれ

9. 精神神経系
0.1%未満
眠気、耳鳴、四肢異常知覚

10. その他
0.1~5%未満
全身けん怠感、浮腫、口渇

11. その他
0.1%未満
ガンマグロブリン低下、動悸、悪寒、ほてり、月経異常、胸痛

12. その他
頻度不明
眼球充血

注)発現した場合には、投与を中止すること。

高齢者への投与

本剤は、主として腎臓から排泄されるが、高齢者では腎機能が低下していることが多いため、排泄が遅延するおそれがあるので、腎機能(血清クレアチニン値等)及び年齢、体重を考慮し適宜減量すること[「用法・用量に関連する使用上の注意」及び「薬物動態 1.吸収」の項参照]。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

1.
催奇形性を疑う症例報告があり2)、また、動物実験(ラット3)、ウサギ4))で催奇形作用が報告されているので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと。

2.
授乳中の投与に関する安全性は確立していないので、授乳婦に投与する場合には授乳を中止させること。

小児等への投与

小児等に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。

臨床検査結果に及ぼす影響

尿中ビリルビン試験で偽陽性を示すことがある。

適用上の注意

薬剤交付時
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)

その他の注意

免疫抑制剤による治療を受けた患者では、悪性腫瘍(特に悪性リンパ腫、皮膚癌等)の発生率が高いとする報告がある5~8)

薬物動態

1.
吸収

腎機能を良好に維持している腎移植患者にブレディニン錠25を4錠(100mg)経口投与したとき、下記のデータが得られている9)

Tmax:2時間
Cmax:2.38μg/mL
T1/2:2.2時間
クレアチニンクリアランス(Ccr)と血中からの消失速度定数は高度に相関した10)


なお、クレアチニンクリアランスを血清クレアチニン値、年齢及び体重より換算する計算式の一例11)を示す。
クレアチニンクリアランス=体重×(l-m×年齢)÷血清クレアチニン値

l=1.80(女),2.305(男);m=0.0070(女),0.0104(男)


関節リウマチ患者にブレディニン錠50を1錠(50mg)又は2錠(100mg)注1)経口投与した結果、血中濃度に用量依存性が認められた。また、1日3錠(150mg)又は6錠(300mg)注1)4週間連続投与での蓄積性は認められなかった12)
2.
排泄

腎機能を良好に維持している腎移植患者にブレディニン錠25を4錠(100mg)経口投与した結果、6時間までの尿中排泄率は約80%であった。また、腎機能障害患者では、本剤の排泄は遅延した(投与量の減量等を考慮する必要がある)。また、無尿状態の慢性腎不全患者2例にブレディニン錠25を8錠(200mg)注2)経口投与し、投与2時間後より5時間の血液透析を行った結果、血中濃度は下降した9)
関節リウマチ患者にブレディニン錠50を1錠(50mg)又は2錠(100mg)注1)経口投与した結果、24時間までの尿中排泄率は約30~80%であった12)

(参考)

1.
分布
ラットに単回経口投与した結果、腎及び胃に最も高い組織内濃度を認めた。また、肝、膀胱、小腸、脾及び胸腺にも血中より高い組織内濃度を認めたが、脳への移行はほとんど認められなかった13)。21日間連続投与において組織蓄積傾向は認められなかった14)。妊娠ラットに経口投与した結果、子宮、卵巣、胎盤及び少量ながら胎児への移行が認められた13)
また、分娩後のラットにおいて乳汁移行が認められた15)

2.
代謝
ラットに経口投与し、血漿及び尿を同位体逆希釈分析法により測定した結果、代謝物は認められなかった13)

注1)本剤の関節リウマチに対する承認用量は、「成人1回ミゾリビンとして50mgを1日3回経口投与する。なお、症状により適宜増減する。」である。

注2)本剤の腎移植における拒否反応の抑制に対する承認用量は、「1日量として、初期量としてミゾリビン2~3mg/kg相当量、維持量として1~3mg/kg相当量を1~3回に分けて経口投与する。」である。

臨床成績

1.
腎移植における拒否反応の抑制
一般臨床試験における臨床成績の概要は、次のとおりである16)

(1)
一年生存率及び一年生着率

移植当初より本剤を用いて免疫抑制療法が行われた症例
一年生存率:91.9%(68/74)
一年生着率:79.7%(59/74)
(2)
白血球減少又は肝障害の認められた症例の免疫抑制剤を減量又は中止し本剤を投与した結果、継続して免疫抑制療法が実施でき、白血球減少の症例のうち75.7%(28/37)、肝障害の症例のうち54.5%(48/88)が良好に回復した。
2.
原発性糸球体疾患を原因とするネフローゼ症候群

(1)
プラセボを対照として本剤150mg/日を24週投与した二重盲検比較試験17)

全般改善度 改善以上
ブレディニン群:33.8%(27/80)
プラセボ群:14.1%(11/78)
(2)
本剤150mg/日及び75mg/日を24週投与した二重盲検比較試験18)

全般改善度 改善以上
150mg/日投与群:45.5%(10/22)
75mg/日投与群:24.0%(6/25)
(3)
本剤は原発性糸球体疾患を原因とするネフローゼ症候群患者のうち、ステロイド抵抗性ネフローゼ症候群患者において検討され腎機能の悪化防止、尿蛋白量の改善効果等が認められた17~19)
3.
ループス腎炎

(1)
プラセボを対照として本剤150mg/日を24週投与した単盲検比較試験20)

全般改善度 改善以上
ブレディニン群:26.1%(6/23)
プラセボ群:4.3%(1/23)
(2)
単盲検比較試験20)及び一般臨床試験19,21~24)

本剤を150mg/日投与した症例の全般改善度 改善以上
25.4%(15/59)
(3)
ループス腎炎患者のうち、びまん性増殖性糸球体腎炎(DPGN)、1日尿蛋白3.5g以上、血清クレアチニン値1.2mg/dL以上及び低補体を示す患者において比較的高い改善率が得られている19~24)
4.
関節リウマチ

(1)
III相試験として二種の二重盲検比較試験が実施され、本剤の有用性が認められた25,26)

1)
プラセボを対照として本剤300mg/日注)を16週投与した二重盲検比較試験25)

全般改善度 改善以上
ブレディニン群:27.0%(24/89)
プラセボ群:12.4%(11/89)
2)
関節リウマチ患者のうち、既治療薬として金製剤、D-ペニシラミン等の抗リウマチ薬が使用され、その有用性が認められず中止されていた患者においても改善効果が認められた25)
(2)
市販後の使用成績調査(4年間)

全般改善度 改善以上
全体:32.4%(861/2,658)
150mg/日投与群:32.9%(471/1,430)
300mg/日注)投与群:38.7%(48/124)
(3)
市販後の特別調査(用量比較試験)

全般改善度 改善以上
24週投与試験27)
150mg/日投与群:21.1%(41/194)
300mg/日注)投与群:25.5%(39/153)

全般改善度 改善以上
長期投与試験28)(平均59.8週)
150mg/日投与群:34.4%(21/61)
300mg/日注)投与群:55.3%(21/38)

注)「薬物動態」の項注1)参照。

薬効薬理

1.
免疫抑制作用

(1)
各種の哺乳動物由来培養細胞を用いたin vitroの実験において、リンパ系細胞の増殖を抑制する29)

(2)
イヌ30)及びヒト31)しょう血のリンパ球を用いたin vitroの実験において、各種マイトージェンによる幼若化反応を抑制する。

(3)
ウサギをヒツジ赤血球で免疫した実験において、一次応答及び二次応答による抗体産生を抑制する30)

(4)
イヌ腎移植32,33)において、移植片の生着延長が認められる。

(5)
腎炎の病態モデルであるウサギ馬杉腎炎において生存日数の延長、尿蛋白出現日の遅延が認められ34)、ラット馬杉腎炎においては尿蛋白量増加の抑制が35)、また、マウスBSA腎炎において尿蛋白量増加の抑制、血清抗BSA抗体価の上昇抑制36)、更にこれらの試験では腎組織障害の軽減が認められる。

(6)
ループス腎炎(SLE)の病態モデルであるNew Zealand Black/White F1マウスにおいて、延命効果37,38)、抗DNA抗体価の上昇抑制38)、腎組織障害の進行遅延38)等が認められる。

(7)
関節リウマチの病態モデルであるアジュバント関節炎ラットにおいて後肢の腫脹増加及び骨破壊の抑制が認められ39,40)、また、コラーゲン関節炎ラットにおいても関節炎発症率及び腫脹増加の抑制、更に抗コラーゲン抗体価の減少が認められる39)
2.
作用機序
プリン合成系のイノシン酸からグアニル酸に至る経路を拮抗阻害することにより核酸合成を抑制する41)が、高分子核酸中には取り込まれない42)(in vitro)。

有効成分に関する理化学的知見

一般名
ミゾリビン(Mizoribine)

*化学名
5-Hydroxy-1-β-D-ribofuranosyl-1H-imidazole-4-carboxamide

*構造式

分子式
91336

分子量
259.22

*性状
本品は白色~帯黄白色の結晶性の粉末である。
本品は水に溶けやすく、メタノール又はエタノール(99.5)にほとんど溶けない。
本品の水溶液(1→100)のpHは3.5~4.5である。

融点
約198℃(分解)

取扱い上の注意

**アルミピロー開封後、湿気を避けて保存すること。本剤は湿気により変色することがある。変色したものは使用しないこと。

包装

ブレディニン錠25:100錠(PTP10錠×10)

ブレディニン錠50:100錠(PTP10錠×10)
製造販売元
旭化成ファーマ株式会社

药品价格(单位:元)
编号 药品名称 通用名 产地 规格 单位 参考价
150016 布累迪宁(咪唑立宾片) 咪唑立宾 日本旭化成工业株式会社 50mgx100片 1844
*声明:以上药品价格仅作参考,实际价格以药房各分店为准。

责任编辑:


相关文章
美国FDA批准Rapamune为首个治疗罕见肺病LAM的药物
CYTOTECT CP(人免疫球蛋白抗巨细胞病毒注射剂)
Zetbulin I.V. drip(抗人T淋巴细胞免疫球蛋白静脉滴注)
戈利木单抗注射剂|Simponi(Golimumab)Injection
Certican Tablets(Everolimus)依维莫司片
咪唑立宾片BREDNIN(Mizoribine Tablets MZR)
咪唑立宾使用肾移植术可提高移植肾存活率
咪唑立宾片(布累迪宁,Mizoribine Tablets)
肾小球疾病免疫抑制治疗新进展
咪唑立宾在肾脏疾病治疗中的作用
免疫抑制剂Rapamune(sirolimus)-获FDA批准新适应症
 

最新文章

更多

· 留可然(苯丁酸氮芥片 )
· 注射用甲氨蝶呤
· 留可然(苯丁酸氮芥片/Le...
· 乙亚胺片
· 乙双吗啉 bimolane...
· 青霉胺 penicillamine...
· 硫唑嘌呤 Azathioprine...
· 甲氨喋呤
· 骁悉(吗替麦考酚酯片)
· 骁悉(吗替麦考酚酯片)

推荐文章

更多

· 留可然(苯丁酸氮芥片 )
· 注射用甲氨蝶呤
· 留可然(苯丁酸氮芥片/Le...
· 乙亚胺片
· 乙双吗啉 bimolane...
· 青霉胺 penicillamine...
· 硫唑嘌呤 Azathioprine...
· 甲氨喋呤
· 骁悉(吗替麦考酚酯片)
· 骁悉(吗替麦考酚酯片)

热点文章

更多