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法罗培南钠10%细粒|FAROM(Faropenem Sodium Hydrate)

2011-10-24 01:17:40  作者:新特药房  来源:中国新特药网天津分站  浏览次数:418  文字大小:【】【】【
简介: 通用名:法罗培南钠颗粒英文名:Faropenem Sodium Cranules汉语拼音:Faluopeinanna Keli国外商品名:Farom开发公司:日本Suntory公司上市时间及国家:1997年在日本上市制剂剂型及规格:片剂,0.2g(按 ...

通用名:法罗培南钠颗粒
英文名:Faropenem Sodium Cranules
汉语拼音:Faluopeinanna Keli
国外商品名:Farom
开发公司:日本Suntory公司
上市时间及国家:1997年在日本上市
制剂剂型及规格:片剂,0.2g(按法罗培南计:0.2g)。
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市场前景
培南类药物(碳青霉烯类)是近年异军突起的一类抗生素,它问世于20世纪80年代,是抗菌谱最广的一类非典型β-内酰胺类抗生素,具有抗菌谱广、抗菌活性强的特点。

注射用帕尼培南/倍他米隆和注射用美罗培南是新近上市的碳青霉烯类抗生素,其中注射用美罗培南是第一个对β-内酰胺酶稳定的该类药物,上市后两药均表现出较强的市场竞争力,医院用量不断攀升。和目前已有的同类品种相比,法罗培南钠至少具有以下优势:
(1)口服吸收好,不用注射给药,患者顺应性更好;
(2)已上市药物均表现出不同程度的肾毒性,而法罗培南钠临床前研究中,犬连续给药26周,剂量达2000mg/kg,未见肾毒性;
(3)抗菌谱进一步扩展,耐药菌株少。
综上所述,法罗培南钠是一个安全性好、抗菌谱广、抗菌力强的新一代抗生素,研制该药可填补国内空白,具有较好的经济意义和社会意义。

法罗培南钠概述
法罗培南钠是日本Suntory公司开发的,于1986年在日本获得专利。1990年和1992年日本山之内制药公司和美国Wyeth-Ayerst公司分别获得该品的临床许可证,共同进行其临床研究。并与1997年首先获准在日本上市,商品名为Farom。
本品是一个非典型的β-内酰胺抗生素,属于青毒烯类的衍生物。碳青霉烯类及青霉烯类两大类化合物已吸引人们极大的兴趣,青霉烯类更有独特的优点,现有五个青毒烯类衍生物在开发之中,法罗培南便是其中之一。
本品是一个既可供口服也可注射用的β-内酰胺抗生素。除不抑制绿脓杆菌外,其抗菌谱广、对厌氧菌特别有效,胜过碳青霉烯类抗生素。
本品能抑制葡萄球菌、链球菌以及很多革兰氏阴性菌,包括流感杆菌、淋球菌、兰卡他布汉氏菌,有很强的生物活性。它对厌氧菌特别有效,其体外的抗菌作用与很多抗生素进行了比较研究,如头孢特仑、头孢克肟、头孢克洛、阿莫西林、头孢噻肟, 头孢呋肟, 克林霉素, 亚胺培南, 头孢泊肟, 环丙沙星, Piperacil, 安美汀, 甲硝唑, 妥布霉素, 万古霉素等,其抑制厌氧菌作用比参与试验的抗生素均强,到目前为止,它是抗厌氧菌最强的抗生素。此外,它对葡萄球菌、肺炎球菌、链球菌及很多革兰氏阴性菌比头孢特仑,头孢克肟, 头孢克洛, 阿莫西林有效,比第三代头孢菌素强5-10倍。
本品对临床分离的所有菌的MIC为0.78μg/ml,它对弯曲杆菌比红霉素、甲红霉素、罗红霉素、氧氟沙星有效得多;它抑制链球菌、艰难梭菌很有效,MIC90≤1μg/ml;对脆弱拟杆菌MIC90≤4μg/ml。抗菌作用不受食物的影响,本品具有杀菌作用。对各型β-内酰胺酶稳定,对肾肽酶(DHP-1)也很稳定。药代注射后本品在血清和间质液中浓度较高,在体内它通过载体介导传递系统由小肠吸收。
本品在临床中特别是用于儿科的细菌感染,如下呼吸道感染,95-100%有效,临床评价较高。

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原产地英文商品名:
FAROM 10% GRANULE(ファロムドライシロップ小児用10%)100g/bottle
原产地英文药品名:
FAROPENEM SODIUM
原产地英文化合物名称:
(5R,6S)-6-[1(R)-Hydroxyethyl]-2-[2(R)-tetrahydrofuryl]penem-3-carboxylic acid monosodium salt
中文参考商品译名:
FAROM 10%细粒剂(ファロムドライシロップ小児用10%)100克/瓶
中文参考药品译名:
法罗培南钠
中文参考化合物名称:
(5R,6S)-6-[(1R)-1-羟乙基]-7-氧代-3-[(2R)-2-四氢呋喃基]-4-硫杂-1-氮杂双环[3.2.0]庚-2-烯-2-羧酸钠盐
生产厂家中文参考译名:
三得力公司
生产厂家英文名:
suntory company


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原产地英文商品名:
FAROM 10% GRANULE(ファロムドライシロップ小児用10%)50g/bottle
原产地英文药品名:
FAROPENEM SODIUM
原产地英文化合物名称:
(5R,6S)-6-[1(R)-Hydroxyethyl]-2-[2(R)-tetrahydrofuryl]penem-3-carboxylic acid monosodium salt
中文参考商品译名:
FAROM 10%细粒剂(ファロムドライシロップ小児用10%)50克/瓶
中文参考药品译名:
法罗培南钠
中文参考化合物名称:
(5R,6S)-6-[(1R)-1-羟乙基]-7-氧代-3-[(2R)-2-四氢呋喃基]-4-硫杂-1-氮杂双环[3.2.0]庚-2-烯-2-羧酸钠盐
生产厂家中文参考译名:
三得力公司
生产厂家英文名:
suntory company


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英文:Farom Dry Syrup for Pediatric10% ファロムドライシロップ小児用10%
日文:ファロムドライシロップ小児用10%

生产厂家
英文:maruho株式会社

中文:婴幼儿用法罗培南钠10%细粒 
药品形状:粉剂

本品为原创药

本剂另有成人用锭剂

ファロムドライシロップ小児用10%

効能又は効果

<適応菌種>ファロペネムに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、プロテウス・ミラビリス、インフルエンザ菌、百日咳菌

<適応症>表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、膀胱炎、腎盂腎炎、中耳炎、副鼻腔炎、歯周組織炎、猩紅熱、百日咳

用法及び用量

通常、小児に対してファロペネムナトリウム水和物として1回5mg(力価)/kgを1日3回、用時溶解して経口投与する。
なお、年齢、体重及び症状に応じて適宜増減する。増量の場合は1回10mg(力価)/kgを上限とする。

用法及び用量に関連する使用上の注意

1.
本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。

2.
患者の状態等によって投与量を増量する場合であっても、1回10mg(力価)/kgを超えないこととし、慎重に行うこと。

3.
年長児への投薬にあたっては、成人での上限用量の1回300mg(力価)、1日3回(1日900mg(力価))を超えないよう留意すること。

使用上の注意

慎重投与

(次の患者には慎重に投与すること)

1.
ペニシリン系、セフェム系又はカルバペネム系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者

2.
本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者

3.
高度の腎障害のある患者〔本剤の主たる排泄経路は腎臓であり、血中濃度半減期が延長し、血中濃度が持続するので、投与量を減量するか投与間隔をあけて使用すること。〕

4.
経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者〔ビタミンK欠乏症状があらわれることがあるので観察を十分に行うこと。〕

5.
下痢症状を呈している患者〔下痢症状を悪化させる可能性があるので観察を十分に行うこと。〕

重要な基本的注意

1.
ショックがあらわれるおそれがあるので、十分な問診を行うこと。

2.
本剤で最も発現頻度が高い副作用は下痢、軟便であり、次のような傾向が認められているので、投与量に留意するとともに、便の状態を十分に観察し、下痢、軟便があらわれた場合には、その症状、程度、経過に応じ、本剤の投与を中止するなどの適切な処置を行うこと。また、下痢、軟便があらわれた場合には症状の経過に十分に留意し、医師の指示を受けるよう患者の保護者や患者を指導すること。(「副作用」の項参照)

(1)
下痢、軟便の副作用発現頻度は、3歳以上(4.0%)に比べ3歳未満(13.5%)の患者で高いので3歳未満の乳幼児への投与に際しては観察を十分に行うこと。

(2)
下痢、軟便の発現は投与開始から3日目までにみられることが多いので投与開始の初期には特に注意し、観察すること。

(3)
1回投与量が高くなるにつれ、下痢、軟便の発現頻度が高くなる傾向が認められた(5mg(力価)/kg:5.4%、7.5mg(力価)/kg:9.2%、10mg(力価)/kg:10.9%)ので投与量に留意すること。

相互作用

併用注意

(併用に注意すること)

1.
薬剤名等
イミペネム・シラスタチンナトリウム

臨床症状・措置方法
動物実験(ラット)で、本剤の血中濃度が上昇することが報告されている。1)

機序・危険因子
シラスタチンにより代謝酵素が阻害されることによる。

2.
薬剤名等
フロセミド

臨床症状・措置方法
動物実験(イヌ)で、本剤の腎毒性が増強されることが報告されている。2)

機序・危険因子
機序は不明。

3.
薬剤名等
バルプロ酸ナトリウム

臨床症状・措置方法
カルバペネム系薬剤(メロペネム、パニペネム・ベタミプロン、イミペネム・シラスタチンナトリウム)との併用によりバルプロ酸の血中濃度が低下し、てんかんの発作が再発することが報告されている。

機序・危険因子
機序は不明。

副作用

副作用等発現状況の概要

承認時までの臨床試験において、総症例587例中報告された副作用は48例(8.2%)で、主な副作用は下痢35件(6.0%)、軟便9件(1.5%)等であった。
また、主な臨床検査値の変動としては、好酸球増多22件(6.8%)、ALT(GPT)上昇15件(4.9%)、AST(GOT)上昇11件(3.6%)等が認められた。
市販後の使用成績調査において、総症例3,613例中報告された副作用は367例(10.2%)で、主な副作用は下痢・軟便349件(9.7%)、発疹10件(0.3%)、嘔吐4件(0.1%)、蕁麻疹3件(0.1%)等であった。(再審査終了時)

重大な副作用

1.
ショック(0.1%未満)、アナフィラキシー様症状(頻度不明)
ショック、アナフィラキシー様症状を起こすことがあるので、観察を十分に行い、不快感、口内異常感、喘鳴、呼吸困難、眩暈、便意、耳鳴、発汗、全身潮紅、血管浮腫、血圧低下等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

2.
急性腎不全(頻度不明)
急性腎不全等の重篤な腎障害があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

3.
偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(頻度不明)
偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎があらわれることがあるので、観察を十分に行い、腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。

4.
皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)(頻度不明)
皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

5.
間質性肺炎(頻度不明)
発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常等を伴う間質性肺炎があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。

6.
肝機能障害、黄疸(0.1%未満)
AST(GOT)・ALT(GPT)・Al-P等の上昇、黄疸があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

7.
無顆粒球症(頻度不明)
無顆粒球症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

8.
横紋筋融解症(頻度不明)
筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇等を特徴とする横紋筋融解症があらわれ、これに伴って急性腎不全等の重篤な腎障害があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

重大な副作用(類薬)

PIE症候群
類似化合物(セフェム系又はカルバペネム系薬剤等)で、発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴うPIE症候群があらわれることが報告されているので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。

その他の副作用注1)
1. 過敏症注2)
0.1~5%未満
発疹

2. 過敏症注2)
0.1%未満
そう痒、蕁麻疹注4)、発熱、発赤、紅斑等

3. 血液
0.1~5%未満
好酸球増多注3)、白血球分画の異常等

4. 血液
0.1%未満
顆粒球数の変動、血小板数の変動

5. 肝臓
0.1~5%未満
AST(GOT)・ALT(GPT)・γ-GTP等の上昇

6. 肝臓
0.1%未満
Al-P・ビリルビン・LDH等の上昇

7. 腎臓
0.1%未満
BUN・クレアチニンの上昇

8. 消化器
0.1~5%未満
嘔気、下痢注4)、軟便注4)、腹痛

9. 消化器
0.1%未満
嘔吐注4)、食欲不振、腹部膨満感、口角炎、口唇炎、胃腸障害、消化不良、胃炎、便秘

10. 菌交代症
0.1%未満
カンジダ症注5)、口内炎

11. ビタミン欠乏症
0.1%未満
ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等)

12. その他
頻度不明
しびれ

13. その他
0.1%未満
ほてり、頭痛、めまい、眠気、浮腫、口唇乾燥、眼痛、爪変色、倦怠感

注1)副作用発現頻度は錠及びドライシロップ小児用の承認時まで及び再審査期間の使用成績調査等(使用成績調査20,916例、特別調査63例、市販後臨床試験17例)の結果に基づく。頻度不明は自発報告において認められている副作用のため。

注2)観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

注3)ドライシロップ小児用の承認時までの試験成績では、好酸球増多22件(6.8%)に変動が認められた。

注4)ドライシロップ小児用の承認時まで及び市販後の使用成績調査結果では、下痢・軟便393件(9.5%)、蕁麻疹5件(0.1%)、嘔吐4件(0.1%)が認められた。下痢、軟便があらわれた場合には、投与を中止するなどの適切な処置を行うこと。

注5)小児では臀部に浅在性皮膚カンジダ症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には本剤を中止し、適切な処置を行うこと。

小児等への投与

低出生体重児、新生児に対する安全性は確立していない。〔使用経験がない〕

臨床検査結果に及ぼす影響

1.
テステープ反応を除くベネディクト試薬、フェーリング試薬、クリニテストによる尿糖検査では偽陽性を呈することがあるので注意すること。

2.
直接クームス試験陽性を呈することがあるので注意すること。

適用上の注意

調製方法

1)
本剤は用時調製の製剤であるので、調製後の保存は避け、水に溶解後は速やかに使用すること。やむをえず保存を必要とする場合は、冷蔵庫内に保存し、できるかぎり速やかに使用すること。

2)
市販飲料により調製する場合は、用時調製し、速やかに使用すること。

その他の注意

腎臓への影響3)~5)
イヌに2,000mg/kg以上を単回経口投与、または250mg/kg以上を単回静脈内投与した結果、血中の尿素窒素及びクレアチニンが上昇し、腎毒性が認められた。この変化は、イヌに2,000mg/kgを4週間反復経口投与した際には4週間投与後の方が投与初期に比べて軽度であり、26週間反復経口投与した後の腎臓には認められなかった。

薬物動態

1.
血漿中濃度6)
小児患者に5及び10mg(力価)/kgを食後に経口投与すると、約1時間後にそれぞれ1.3、2.1μg/mLの最高血漿中濃度に到達し、その半減期は約1時間であった。

小児患者における経口投与後の血漿中濃度

(薬物動態の表参照)


(ファロム錠 成人の場合)7)8)
腎機能障害患者では血漿中濃度の上昇及び半減期の延長が、高齢者では半減期の延長が認められている。

2.
組織内移行(ファロム錠 成人の場合)9)~13)
患者喀痰、抜歯創浸出液、皮膚組織、扁桃組織、上顎洞粘膜組織及び前立腺組織等への移行が認められた。

3.
代謝(ファロム錠 成人の場合)14)
吸収されたファロペネムは代謝を受けずに尿中に排泄される他に、腎に存在するDehydropeptidase-I(DHP-I)により代謝された後に尿中に排泄される。ヒトの血漿及び尿中には抗菌活性を有する代謝物は認められていない。

4.
排泄6)
主として腎より排泄され、小児(食後)における5及び10mg(力価)/kg経口投与時の尿中排泄率(0~6時間)はそれぞれ3.7及び3.1%で、最高尿中濃度は5mg(力価)/kg投与では2~4時間で27μg/mL、10mg(力価)/kgでは0~2時間で41μg/mLであった。

小児患者における食後経口投与時の薬物動態パラメータ(平均±SD)

投与量
(mg/kg) 
Cmax
(μg/mL) 
Tmax
(h) 
T1/2
(h) 
AUC
(μg・h/mL) 
12  1.32±0.72  1.17±0.39  1.66±1.12  4.10±2.32 
10  11  2.08±1.28  1.27±0.65  1.14±0.53  5.89±3.76 

臨床成績

各種細菌感染症に対する承認時までの一般臨床試験で、総数531例を対象に検討され、以下の成績を得た。6)15)(「臨床成績」の表参照)

疾患領域名  感染症名  感染症有効率(%)  領域別有効率(%) 
皮膚感染症        61/72(84.7) 
   表在性皮膚感染症  39/48(81.3)    
   深在性皮膚感染症  4/4    
   リンパ管・リンパ節炎  16/17(94.1)    
   慢性膿皮症  2/3    
呼吸器感染症        264/277(95.3) 
   肺炎  41/45(91.1)    
   咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎  223/232(96.1)    
尿路感染症        51/51(100) 
   腎盂腎炎、膀胱炎  51/51(100)    
猩紅熱        46/46(100) 
百日咳        14/16(87.5) 
耳鼻咽喉科感染症        31/42(73.8) 
   中耳炎  30/41(73.2)    
   副鼻腔炎  1/1    
歯科・口腔外科感染症        1/1 
   歯周組織炎  1/1    

薬効薬理

ファロペネムナトリウム水和物は基本骨格にペネム環を有するペネム系経口抗生物質である。

1.
抗菌作用16)~23)

(1)
ファロペネムは試験管内で好気性グラム陽性菌、好気性グラム陰性菌及び嫌気性菌に対し広範な抗菌スペクトルを有する。特に、好気性グラム陽性菌のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、好気性グラム陰性菌のシトロバクター属、エンテロバクター属、百日咳菌及び嫌気性菌のペプトストレプトコッカス属、バクテロイデス属、プレボテラ属等に対して強い抗菌力を示し、その作用は殺菌的である。

(2)
ファロペネムは試験管内で各種細菌の産生するβ-ラクタマーゼに安定で、β-ラクタマーゼ産生菌にも優れた抗菌力を示す。


2.
作用機序17)20)21)
細菌の細胞壁合成阻害により殺菌作用を示す。各種ペニシリン結合蛋白質(PBPs)との親和性は高く、特に細菌の増殖に必須である高分子PBPとの親和性が高い。

有効成分に関する理化学的知見

一般名
ファロペネムナトリウム水和物
(Faropenem Sodium Hydrate)(JAN)

略号
FRPM

化学名
Monosodium(5R,6S)-6-[(1R)-1-hydroxyethyl]-7-oxo-3-[(2R)-tetrahydrofuran-2-yl]-4-thia-1-azabicyclo[3.2.0]hept-2-ene-2-carboxylate hemipentahydrate

分子式
C12H14NNaO5S・21/2H2O

分子量
352.34

構造式

性状
白色~淡黄色の結晶又は結晶性の粉末である。
水又はメタノールに溶けやすく、エタノール(95)に溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。

取扱い上の注意

本剤は吸湿しやすいので、瓶包装品は調剤後その都度密栓すること(香料の減少や吸湿による主成分の分解により特異臭や、吸湿により塊が発生することがある)。

包装

**分包:0.5g×120包

瓶:50g、100g
原处方附件:www.info.pmda.go.jp/go/pack/6139001R1032_1_05/

责任编辑:admin


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